納谷建築設計事務所 (Manabu + Arata / NAYA Architects) による住居+賃貸オフィス「新丸子プロジェクト」のオープンハウスに行ってきました。場所は川崎市中原区。
敷地面積57m2、建築面積46m2、延床面積242m2。地上6階建+ペントハウス。3階までがRC造で、4階より上はS造の住居。
構造の違いを外観意匠にも表している。
1階はガレージとその奥に住居への入り口。賃貸オフィスは通りに面した左側の入り口から。
賃貸オフィスへの入り口。
2階、3階共同じレイアウトで面積は43m2。窓はハイサイドに設け、外部からの視線と大通りの騒音に配慮しながら排煙窓も兼ねている。
次に住居部分へ。住宅用エレベータで1階から一気に4階まで上がり玄関へ。
玄関ホールは5階までの吹き抜けに。
視線を下ろすと正面は客間。右は収納と、上階への階段室。
客間へは一度中庭をまたいで入る。右には来客用のシャワー+洗面室。
客間は(正方形ではないが)琉球畳を敷いた和室。 畳表のザラザラが素足に気持ちいいとか。
洗面室。
5階以上へは階段で。
5階リビング・ダイニング。正面には120インチのプロジェクタースクリーン。
床は浮造 (うづくり) 仕上げのパイン材、浮き出てた木目がこちらも素足で歩くと気持ちいいということで施主の指定。
4階以上はS造ですが、以前手掛けた「恵比寿の住宅」で活躍した軽量溝型鋼を使用。(構造=Structured Environment)
スクリーンのある側は6階まで約5mの吹き抜け。壁は吸音のため毛足が長めのカーペットが貼ってある。
キッチンの背後は作業室。手摺の下は玄関ホール。
6階は水回りと寝室。
寝室。和紙を太鼓張りした折り戸を開けると5階からの吹き抜けに通ずる。
寝室の片側にはウォークインクローゼット。
ペントハウス。近隣に高層マンションがあるため壁に備えたバーにタープを張り、寛げるようにするそうです。
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