26 5月, 2010

ワールドアーキテクツ代表ハンス・ディマルメルス、来日レポート!

来日中のワールドアーキテクツ代表ハンス・ディマルメルス。その精力的な日々を追いました。

5月21日、Structured Environment代表アラン・バーデンさんの事務所にて。現在ジャパンアーキテクツでは、建築家部門、ランドスケープ部門、インテリアデザイナー部門を展開していますが、あらたに「構造家」部門が加わる予定です!

その後、青山スパイラルで開催中の「ティンバライズ展」へ。ジャパンアーキテクツのメンバーの皆様と交流させていただきました。

5月22日、ナカサ・アンド・パートナーズ代表の仲佐猛さん、MAREI代表の岩立マーシャさんと。建築と写真について意見交換をさせていただきました。日本でもフォトグラファー部門が設置されれば、写真家と建築家が出会うプラットフォームとして機能していくことでしょう。


5月25日、丸の内のUSM Modular Furnitureショールームにて、秋山百合子社長と。画面に映っているのは、ワールドアーキテクツでは既にお馴染みの「プロダクトライブラリー」。各メーカー選りすぐりの製品を建築家・デザイナー向けに宣伝いただけるページです。近日中に日本でもオープンしますので、お楽しみに!

5月26日、クライン・ダイサム アーキテクツ主催のペチャクチャナイトに出演。雨にもかかわらず会場いっぱいの人。皆様お集まりいただき有難うございました!

※他にも沢山の方にお会いいただきました。ジャパンアーキテクツスタッフ一同、この場を借りて心より御礼申し上げます。

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24 5月, 2010

繁田諭くうかん写真展 - ひかりのある場所へ

5月21日より東京大学くうかん実験棟で開催される繁田諭(ナカサ・アンド・パートナーズ)の個展「繁田諭くうかん写真展」オープニングに行ってきました。

東京大学くうかん実験棟は、2008年11月、東京大学・駒場リサーチキャンパスのユニバーサル広場に完成した、建築材には不向きとされてきた間伐材による新構法「木造ブロック積層工法」の建物です。

実験棟の入口で靴をぬいで入っていきます。

建物の内部。繁田さんが10年間の撮影記録の中から選んだ写真100枚が、建築家の平沼孝啓さんの構成により展示されています。

木漏れ日のような優しい光に包まれながら、森の中に入っていくような感覚で写真を眺めることができます。



ナカサ・アンド・パートナーズ代表の仲佐猛さんより祝辞もありました。「この写真展を見ていっちょあがりだなと思っています」

繁田諭さん。「写真を選ぶにあたって7割くらいが I'm homeの写真になりました。この実験棟は朝から夕方までいろいろな表情を見せますので、ぜひゆっくり見ていただきたいです」


大きな木の下に人々が集まり、ピクニックのような素敵なオープニングでした。

繁田諭くうかん写真展ーひかりのある場所へ
会期:2010年5月21日(金)~5月29日(土)
会場:東京大学くうかん実験棟(東京大学駒場リサーチキャンパス)東京都目黒区駒場4-6-1

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23 5月, 2010

ティンバライズ建築展 - 都市木造のフロンティア

東京・青山のスパイラルで5月21日より開催される「ティンバライズ建築展 - 都市木造のフロンティア」オープニングに、来日中の我らがワールドアーキテクツ代表ハンス・ディマルメルス(Hans Demarmels)と行ってきました。

『ティンバライズ』とは木を新しい材料としてとらえ、新しいものをつくり出すという造語。本展覧会では、表参道を中心に都市の仮想木造プロジェクトを提案しています。

team Timberize代表の八木敦司さんと話すハンス。「これが始まりですので、垣根を越えて木を好きなひとが色々作っていって、日本を盛り上げていけたらいいなと思っています」と八木さん。

山田敏博・腰原幹雄「燃えしろ被覆型耐火構造部材による木造ラーメン30m級」(大きな柱・梁)
八木敦司・加藤征寛「Lattice」立体的に組まれたランダム格子構造を中心とした空間(右の構造物)

「Lattice」模型

「燃えしろ被覆型耐火構造部材による木造ラーメン30m級」を上から。

内海彩・加藤征寛「Petal」。5角形グリッドに展開する小断面重ね透かし梁ユニット。

小杉栄次郎・腰原幹雄「Cube」。小スパン軸組木構造の中層集合住宅。

樫本恒平・佐藤孝浩「Helix 」(左) 現代の曲げ木技術を応用した二重螺旋構造。
久原裕・腰原幹雄「Solid 」(右) 単板積層材大型ブロックの組積と掘削による木塊。

「Solid 」の実物大。

山田敏博「やわらかい木のスツール」

「木質材料は循環する」

大学の研究室による提案プロジェクト

建築家による提案プロジェクトコーナーで、ジャパンアーキテクツのメンバー谷尻誠さんにばったり。作品の説明に真剣に耳を傾けるハンス。

ジャパンアーキテクツのメンバー岩佐周明さんにもお会いしました!「ジャパンアーキテクツを見たと言ってアルゼンチンのAntipodas.展への出展依頼を受けましたよ。さらにブエノスアイレス大学でのレクチャーもさせてもらいました。地球の裏側でのレクチャーはとてもいい経験でした」と話してくださいました。

「表参道・木造都市」

山代悟・大原温「Have a Seat! 」LVLという硬いエンジニアウッドに切り込みを入れ弾性を持たせてあるベンチ。

会場内では写真家の浅川敏さんが撮影した表参道の風景が散りばめられています。

team Timberizeの皆さん。

会期:2010年5月21日(金)〜5月30(日) 11:00〜20:00 / 入場無料
会場:スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23)

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21 5月, 2010

5/26(水) ペチャクチャナイトに出演決定!

ワールドアーキテクツの創設者/代表であるハンス・ディマルメルスが、5月26日(水)に東京で開催される『ペチャクチャナイト』に出演することになりました。

「ワールドアーキテクツって、どういうウェブサイト?」
「どんな人達が運営しているの?」

そんな皆様の素朴な疑問にお答えすると同時に、今までお伝えしきれなかった

「ワールドアーキテクツのヒストリー」
「家具、照明など、メーカーさん必見のプロダクトライブラリー」

・・・等々その全貌に迫ります。ジャパンアーキテクツのメンバーの方も、そうでない方にも、是非オフ会のような感覚でお集りいただき、弊サイトを皆様と共により一層盛り上げていくキッカケとなればと思っています。会場にてご挨拶できますのを楽しみにしております!

以下イベントの詳細になります。

【ペチャクチャナイトvol.73 】
日時:5月26日(水) 開場 19:00 開演 20:20
場所:スーパー・デラックス
入場料:1000円 (1ドリンク付)
ペチャクチャナイトについて:

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造作家具・オーダー家具のアイデア展


ジャパンアーキテクツのアジェンダ(イベント情報)でも紹介しております、リビングデザインセンターにて開催中の「造作家具・オーダー家具のアイデア展」へ行ってきました。



部屋が再現されており、そのなかに造作家具が配置されています。



こちらはシックな感じです。とてもイメージがつかめる展示です。



子供の部屋こそ、このような機能に縛られない自由な造作家具が合うのかもしれません。



展示パネルで、各デザイナーの作品やアイデアが公開されております。



メラミンやタイルなどの素材も紹介されています。



会場風景。素材やアイデアはもとより、造作家具が製作されるプロセスがわかるようになっていますので、これから家を建てたいとお考えの方にお勧めです。詳細はリビングデザインセンターのサイトをご覧下さい。展覧会は6月22日までです。


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19 5月, 2010

納谷建築設計事務所の「市川の住宅」

納谷建築設計事務所の「市川の住宅」オープンハウスに行ってきました。場所は市川市国府台ののどかな住宅地。

地上2階+ロフトのRC造。風致地区にあり、ゆったりとした存在感は美術館のよう。

正面は西向きで、ぐるりと囲われた外壁の中に車2台分のガレージ、3つの中庭、居室が構成されています。

北側の外壁。

バイク用のガレージもあります。

バイク用ガレージからガラス越しに見える中庭には、沢山の種類の野草が植えられています。

玄関を入るとすぐに階段があり、まず2階へ上がります。

階段室を見下ろす。

2階。キッチン越しにリビング・ダイニングとテラス。

LDKをテラス側から見る。こちらのLDKを中心にして風ぐるまのように個室が配されているプランです。

キッチンの背後からロフトに上がることができます。

広めのロフトで、大きな収納も造り付けてあります。

ロフトからLDKを見下ろす。この住宅はRC造ですがLDKの天井だけは木造になっています。

オーナーご指定のルイスポールセンの照明を吊すため、ベースは凝った作りになっています。

テラス。ハウチワカエデが顔を出しています。これだけ背が高くて横に枝が広がりすぎていないものを見つけるのは大変だったそうです。

テラスからガレージを見下ろす。

2階には大小の個室が3つあり全室が二方向に開口しています。それぞれの部屋からは中庭と外壁の穴が見え、お向かいの家の壁も現代アートのように見えてしまいます。

一番小さな個室。この下1階にも同様の部屋があり夫婦それぞれの書斎になります。

キッチンの背後にある階段で玄関から上がってきましたが、1階の居室には別の階段から下ります。

1階主寝室。壁の後ろはクローゼットで、ガレージに出入りできる勝手口に繋がっています。右奥は水回り。

主寝室からも庭のハウチワカエデを見ることができます。

洗面室。

バスタブからの眺め。目の前の庭には日陰にも強いリュウノヒゲ。

周囲の風景が様々に切り取られていくので、

住みながらお気に入りの額縁を見つけるのも楽しみですね。


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