08 10月, 2010

環境パフォーマンス「メディアスケープ@横浜 2010」

Responsive Environmentによる環境パフォーマンス「メディアスケープ@横浜 2010」を観覧してきました。

会場は横浜港の象の鼻パーク。都市空間をメディア技術による最小限の介入で最大限に演出し、都市の祝祭性と楽しみを膨らませることを目的とした1日限定のプロジェクト。

象の鼻パークの水面を囲むように20台配置された「フレームマシン」。少し離れた高台よりコンピュータで無線制御されています。

炎を上げ上演開始。

チャーター船に乗船し観覧できました。ムービーでご覧ください。(船上からの撮影につき少し揺れています)

20台の「フレームマシン」をコントロールする画面。炎の大きさを制御したり、発火の回数などをモニタリングできます。

公園を一望できる位置から炎を操る、ビルディングランドスケープ一級建築士事務所の西澤さん。西澤さんはこのResponsive Environmentコアメンバーの一人。発火はあらかじめプログラムされていますが、左手のiPadでマニュアルで操作することもできます。タップ一つで瞬時に炎が上がっていました!「この作品では都市景観の恒久的な空間演出の可能性を提示するための、アーバンデザインのシミュレーションとして考えています。静けさや安らぎなど、従来の水辺のイべントとは異なる演出といえます。炎の揺らぎは蝋燭の光にも似て、現在の都市を覆う照明機器の物量に任せた明るさに対してささやかですが、我々が共有していた繊細で多感な感性を蘇らせるような、印象的な時間をつくることになるでしょう。」と西澤さん。

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