27 6月, 2011

浅利幸男による「茅ヶ崎の小さな家」

浅利幸男+須賀茂幸/ラブアーキテクチャー(Yukio Asari + Shigeyuki Suga / Love Architecture)による神奈川の住宅「茅ヶ崎の小さな家」のオープンハウスに行ってきました。


敷地面積79m2、建築面積50m2、延床面積89m2、木造二階建てで扁平の台形の敷地に建ちます。(一部残工事あり)


違う角度から見ると別の建物にも見える。


ガレージの奥を抜いて、借景を有効的に活用。

もちろん自分の庭にも植物は植わっている。

枕木を利用したステップを上がり玄関へ。

すぐ左が納戸、靴箱の扉があって、主寝室、正面が水回り。

まずは主寝室。右奥の窓方向、左の入り口方向に空間が狭まっているので、強制パースの効果で広く感じる。

反対から見ると中庭が。1階は部屋に入って東西に広がりを感じさせている。

くの字に曲がった水回りはモルタル仕上げ。 寝室から見えた中庭は浴室からも見える。

2階へ。

2階はLDKと子供室で平面は扁平の五角形。1階とは対照的に南北に広がりをもたせてある。

床は杉材。色々な向に敷くことで変化と広さを感じさせる工夫。



複雑な納まりをみせる引き戸、壁、天井部。引き戸の内側は子供室で、LDKを挟んだ反対側にもう一部屋。

東側の子供室は五角形。

幅6.2mのバルコニーは台形。

西側の子供室より。こちらも台形。

「変形した小さな敷地で予算も限られていましたが、この階段の窓のようにアルミサッシュを感じさせないような工夫。変化に富み伸びやかに感じるようあえて四角い空間をレイアウトしないなど工夫を盛り込みました。」と浅利さん。


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