04 10月, 2011

UIA2011 TOKYO「世界建築雑誌編集長会議」レポート

UIA2011東京大会のプログラムのひとつ、「世界建築雑誌編集長会議 〜世界の建築ジャーナリズムの未来」@日本橋三井ホールに行ってきました。
[Symposium by Editors in Chief of World Architecture Magazines: The Future of World Architecture Journalism]

イタリア(domus副編集長Roberto Zancan氏)、イギリス(The Architectural Review編集長Catherine Slessor氏)、アメリカ(Architectural Record編集長Cathleen McGuigan氏)、フランス(L'Architecture d'aujourd'hui編集長Antoine Vernholes氏、NB Architects主宰Elodie Nourrigat氏)。日本からは日経アーキテクチュア編集長の真部保良氏が参加。

domus副編集長Roberto Zancan氏と創刊号の表紙。「我々にとって"domus"とはinstitution、そしてブランドです。建築を見る時は竣工写真だけでなくプロセスにも注目しています」

Architectural Record編集長Cathleen McGuigan氏と創刊号の表紙。「最初はカルチャー誌としてスタートしました。今はそれこそrecord of architectureという立ち位置にあります」国内からは、インターナショナルプロジェクトを載せ過ぎという声もあるとか。

各パネリストのプレゼンテーションの後は、モデレーターの古市徹雄氏の進行でパネルディスカッション。
「建築雑誌は残って行くのか」という問いには、「紙」は無くならないだろうという考えでまとまっていました。「ただ孫世代までは分からない」、「紙とウェブの間にあるタブレットが次に来ているのでは」、「ウェブではコンテンツの質が心配」という声も。

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