02 9月, 2014

中村竜治による会場構成で伊東豊雄ら出展の「本・ことば・デザイン展」

8月29日から始まる六本木の東京ミッドタウン内、DESIGN HUBで開催の「本・ことば・デザイン展」に行ってきました。

 ブックディレクターの幅允孝氏が企画した展覧会で、各界で活躍する10人によって選ばれた「デザインを感じる本」と、その本の中で「最も印象的な言葉」が、空間性を伴ったインスタレーションによって表現されている。


 会場デザインを手掛けたのは中村竜治(中村竜治建築設計事務所)。床、壁、天井、窓などを使い、それぞれの言葉ごとに異なった紙の工作をつくり、その上に言葉を載せることで、観覧者の体験を伴った展示としている。


 服部一成(グラフィックデザイナー)


 平松洋子(エッセイスト)


 渡邉良重(グラフィックデザイナー)


 福田里香(お菓子研究家)


 伊東豊雄(建築家)


 伊東さんが選んだ本は武満徹の『音、沈黙と測りあえるほどに』。
そのほか誰が何の本のどの言葉を選んだのかは会場でのお楽しみ。

 森永邦彦(デザイナー)


 幅允孝(ブックディレクター)


 柴田元幸(翻訳家)


 穂村弘(歌人)


 葛西薫(アートディレクター)


 来場者は、選ばれた本を手に取って読むことができる。


中村竜治さん。「"ことばを血肉化する"という展示のテーマを意識しながら、抽出した言葉をどのように空間に視覚化するかを考えました。見上げたり、ぐるぐる回ったり、一瞬では読めないようになっています。それらの行為を通じ、情報だけでなく体験として記憶に残して帰ってもらえるのではないかと思います。」

【本・ことば・デザイン展】
会期:2014年8月29日〜9月28日
場所:東京ミッドタウン・デザインハブ
詳細:http://designhub.jp/exhibitions/1219/


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