3月17日~19日まで横浜のBankART Studio NYKで開催の「初出展01」、横浜国立大学「卒業設計展」、「都市イノベーション学府展 – 横浜大改造計画」に行ってきました。
学部、大学院、プロの3ステージの建築模型を同時に見られる機会だ。
学部、大学院、プロの3ステージの建築模型を同時に見られる機会だ。
未発表作品の模型を見ながら皆で批評や議論することで、そのプロジェクトのみならず建築や、都市を考えるきっかけとする。或いは進行中のプロジェクトを第三者から客観的な意見や感想をもらい、新しい思考を誘発する場でもある。
広く天井も高い空間に力強い柱、そして一方向から差し込む自然光といったこの空間に逆らわず、空間に溶け込むように浮遊する模型が現れるようにした。透明な素材で一方から入る光によって会場に影が出ないような配慮。
展示作品は入口近くが1番で、卒業・修了年順に並んでおり、建築家の年代によって表現がどのように異なるか見て取ることができるだろうか。会場ではハンドアウトを見ながら閲覧できる。
一角にプロジェクターがスタンバイしており、最終日3月19日17:30から出展者によるプレゼンとシンポジウムが開催。特別コメンテーターに野沢正光と宮晶子が招かれ、熱い議論が繰り広げられる予定だ。
出展者:IVolli architecture(永田賢一郎・原﨑寛明・北林さなえ)
芦沢啓治
石川卓磨
伊藤暁
乾彰宏
垣内崇佳
Studio YY(田中裕一・中本剛志)
Soi(大和田栄一郎・井上湖奈美)
髙橋一平
ツバメアーキテクツ(山道拓人・千葉元生・西川日満里・石榑督和)
tomito architecture(伊藤孝仁・冨永美保)
TORAFU ARCHITECTS(鈴野浩一、禿真哉)
遠山之寛
中永勇司
中川エリカ
中原潤平(積水ハウス)
野口直人
西田司
PERSIMMON HILLS architects(柿木佑介・廣岡周平)
藤原徹平
久山幸成(クライン ダイサム アーキテクツ)
ビルディングランドスケープ(山代悟・西澤高男)
KEIKO+MANABU(内山敬子・沢瀬学)
保坂猛
堀直樹+安田朋子建築設計事務所
矢野建築設計事務所(矢野雄司・矢野泰司)
山縣武史
山路哲生
吉村寿博
403architecture [dajiba](彌田徹・辻琢磨・橋本健史)
フロアのもう半分は横浜国立大学建築EP卒業設計展「nomadic exhibition」が同時開催だ。
「ノマディック」と銘打たれているが、横浜の街にある5会場を19作品が遊牧民のように、ローテーションで会場を移動しながら展示するからだそうだ。写真が作品を “遊牧” させる為の箱で街ゆく人に展覧会をアピールしながら、建築模型と街を繋ぎながら横浜の魅力を再発見してもらう試み。
上階で開催の「横浜国立大学 都市イノベーション学府展 – 横浜大改造計画」
都市イノベーション学府とはY-GSAなど6コースを含む横国大学院研究科目のひとつ。文理を横断したコース全体が同じテーマで参加する展示ということだ。
4スタジオ毎に展示されており、雰囲気のみお伝えする。
ご存じY-GSA教員ラインナップ。
Y-GSAスタジオ発表会。
片隅に "KOJIMA WORDS” なるボードが。「小嶋一浩 小さな矢印の群れ 小嶋さんから頂いた最も印象的な一言を書いて下さい」とある。昨年10月に急逝した小嶋一浩氏の印象的な言葉が貼られている。
「あなたの好きなようにやっていいよ:安原幹」、「これ建つの?:藤本壮介」や、、、
「人の発表聞かないやつ、単位没収!:田井幹夫」、「まあ、大学でできる事も割とあるよ:平田晃久」、、、
【初出展01】
【都市イノベーション学府展 – 横浜大改造計画】
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