場所は渋谷駅から明治通りを原宿方面にいったキャットストリートの入口、宮下町アパートの跡地。
「遊ぶ、働く、住む」をテーマに、都心における多様な居住スタイルを促進するとともに、渋谷、青山、原宿の合流地点という立地を活かし多くのクリエイターが行き交い創造する活動拠点となることを目指す。
数年前の敷地の様子。小さな路面店と古いアパートが建ち、独特の雰囲気を醸し出していたのを記憶している方も多いのでは。(Googleストリートビューより)
敷地面積5,020m2、建築面積2,550m2、延床面積35,000m2。S造+一部RC造。地上16階、地下2階、高さ71m。
「渋谷キャスト」という名称は、「配役、役を割り当てる」を意味する英語 ”Cast” と、 ”Cat street” に由来する。施設のデザインコンセプトは不揃いの調和。設計は日本設計・大成建設JVだが、様々なパートに多彩なメンバーが春蒔プロジェクトの田中陽明によってキャスティングされた。
■ デザインディレクション:春蒔プロジェクト/田中陽明、トーン&マター/広瀬郁/、デザインコード・CMF Feel Good Creation/玉井美由紀)
■ ファサード・ランドスケープ:noiz architects/豊田啓介・大野友資
■ 貫通通路一部、広場地面:トラフ建築設計事務所/禿真哉
■ co-lab:POINT/長岡勉・加藤直樹、施工:TANK/柴田祐希
■ コレクティブハウス:成瀬・猪熊建築設計事務所/成瀬友梨・猪熊純・本多美里
■ 1F広場空間演出:ライゾマティクス/有國恵介
■ Åre(カフェ)デザイン監修:宮澤一彦建築設計事務所
■ サインデザイン:日本デザインセンター/色部義昭
グランドフロアと1階には店舗と多目的スペース、1・2階にはシェアオフィス、2〜12階は賃貸オフィス、13〜16階には賃貸住宅という構成だ。
街との接点としてつくられた緑あふれる広場「ガーデン」は渋谷では数少ないオープンスペース。集う人がそれぞれの居場所を見つけることができる。
ガーデンのあるグランドフロアは地下1階。そこから2層吹き抜けのピロティーがあり、東側の青山方面へ抜ける貫通通路が設けられている。
ライゾマティクスによる柱のデジタルサイネージがそこを通る人と地域を繋ぐ空間の関わりを生み出す。
敷地の東西でこれだけの高低差がある。象徴的な大階段は、建物外観や広場と共に季節やイベントに応じてライトアップされ、にぎわいのある空間を演出しながら安心安全な地域を支えていくという。
階段の上1階にシェアオフィス、賃貸オフィス、賃貸住宅それぞれのエントランスがある。
〈co-lab渋谷キャスト〉1階クリエイティブラウンジ。
クリエイター専用シェアオフィス。フリーランスや企業人のクリエイターが集まり、交流・連携しながら働けるシェアオフィス。「仕事をクリエイションする人が集積する場」をテーマに、マッチング、起業・法務支援などのサポート機能も用意。
ミーティングルーム
個性的な壁紙
先端MR技術の体験ができる専門工房「co-factoy×HoloDive」も。
1・2階は螺旋階段でアクセスする。
2階。中央にはコワーキングテーブル。そのまわりを長屋型の専有のワーキングブースが取り囲む。
さらに外側に個室型の専有ワークスペース。
コモンエリア。居住者同士のコミュニティ活動をサポートする共用スペース。
共用キッチンやジムもある。
13階、次世代クリエイター向けの賃貸住宅「コレクティブハウス」 全19室。
エントランス脇には、入居者が思い思いのものをディスプレイできる棚が付く。
「コレクティブハウス」のモデルルーム。
16階 「レジデンスフロア」 のモデルルーム。
バルコニーからの眺望。眼下に宮下公園の緑や山手線が見える。
セレクトショップ〈PULP 417 EDIFICE〉とデリ&カフェ〈PULP Deli&Cafe〉。
〈東急ストア フードステーション〉
東急文化会館の地下にあった東急ストアが14年ぶりに渋谷の街に戻ってきた。
「渋谷を日本一訪れたい街へ」を掲げ東急グループが2027年まで推進する、渋谷駅周辺の再開発事業7プロジェクトのうち1つが今回完成した。
多彩なデザイナアーキテクトをむかえ着々と進められているその他のプロジェクト、2018年秋開業予定の「渋谷ストリーム(旧渋谷駅南街区)」:小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt、2019年度開業予定「道玄坂一丁目駅前地区」:手塚建築研究所、2020年開業予定「渋谷駅桜丘口地区」古谷誠章、2019年東棟・2027年中央棟・西棟開業予定「渋谷駅街区:隈研吾建築都市設計事務所、SANAAなど、今後もしばらく目が離せない。
【渋谷キャスト】
http://shibuyacast.jp/
数年前の敷地の様子。小さな路面店と古いアパートが建ち、独特の雰囲気を醸し出していたのを記憶している方も多いのでは。(Googleストリートビューより)
敷地面積5,020m2、建築面積2,550m2、延床面積35,000m2。S造+一部RC造。地上16階、地下2階、高さ71m。
「渋谷キャスト」という名称は、「配役、役を割り当てる」を意味する英語 ”Cast” と、 ”Cat street” に由来する。施設のデザインコンセプトは不揃いの調和。設計は日本設計・大成建設JVだが、様々なパートに多彩なメンバーが春蒔プロジェクトの田中陽明によってキャスティングされた。
■ デザインディレクション:春蒔プロジェクト/田中陽明、トーン&マター/広瀬郁/、デザインコード・CMF Feel Good Creation/玉井美由紀)
■ ファサード・ランドスケープ:noiz architects/豊田啓介・大野友資
■ 貫通通路一部、広場地面:トラフ建築設計事務所/禿真哉
■ co-lab:POINT/長岡勉・加藤直樹、施工:TANK/柴田祐希
■ コレクティブハウス:成瀬・猪熊建築設計事務所/成瀬友梨・猪熊純・本多美里
■ 1F広場空間演出:ライゾマティクス/有國恵介
■ Åre(カフェ)デザイン監修:宮澤一彦建築設計事務所
■ サインデザイン:日本デザインセンター/色部義昭
グランドフロアと1階には店舗と多目的スペース、1・2階にはシェアオフィス、2〜12階は賃貸オフィス、13〜16階には賃貸住宅という構成だ。
ファサードはアルミルーバーや、コンクリートリブによって従来のオフィスビルとは異なった質感を演出している。
オープニングイベント時には、広場にカラフルな体験型のアート作品や、、、
人気店のキッチンカーなどが登場し賑わいを見せた。
ガーデンのあるグランドフロアは地下1階。そこから2層吹き抜けのピロティーがあり、東側の青山方面へ抜ける貫通通路が設けられている。
ライゾマティクスによる柱のデジタルサイネージがそこを通る人と地域を繋ぐ空間の関わりを生み出す。
階段の上1階にシェアオフィス、賃貸オフィス、賃貸住宅それぞれのエントランスがある。
〈co-lab渋谷キャスト〉1階クリエイティブラウンジ。
クリエイター専用シェアオフィス。フリーランスや企業人のクリエイターが集まり、交流・連携しながら働けるシェアオフィス。「仕事をクリエイションする人が集積する場」をテーマに、マッチング、起業・法務支援などのサポート機能も用意。
ミーティングルーム
個性的な壁紙
先端MR技術の体験ができる専門工房「co-factoy×HoloDive」も。
1・2階は螺旋階段でアクセスする。
2階。中央にはコワーキングテーブル。そのまわりを長屋型の専有のワーキングブースが取り囲む。
さらに外側に個室型の専有ワークスペース。
13階はレセプションやコモンエリアのほか、「コレクティブハウス」と呼ぶ賃貸住宅がある。14階には「サービスアパートメント」、15〜16階にはプレミアムな「レジデンスフロア」となる。
コモンエリア。居住者同士のコミュニティ活動をサポートする共用スペース。
共用キッチンやジムもある。
13階、次世代クリエイター向けの賃貸住宅「コレクティブハウス」 全19室。
エントランス脇には、入居者が思い思いのものをディスプレイできる棚が付く。
「コレクティブハウス」のモデルルーム。
16階 「レジデンスフロア」 のモデルルーム。
バルコニーからの眺望。眼下に宮下公園の緑や山手線が見える。
その他テナントを紹介
北欧テイストの店内には、WiFiや電源コンセントといった設備も充実しており、店内ではデザイナー作品の展示販売も行う。
〈THE RIGOLETTO〉スパニッシュイタリアンを提供するカジュアルダイニング。セレクトショップ〈PULP 417 EDIFICE〉とデリ&カフェ〈PULP Deli&Cafe〉。
〈東急ストア フードステーション〉
東急文化会館の地下にあった東急ストアが14年ぶりに渋谷の街に戻ってきた。
「渋谷を日本一訪れたい街へ」を掲げ東急グループが2027年まで推進する、渋谷駅周辺の再開発事業7プロジェクトのうち1つが今回完成した。
多彩なデザイナアーキテクトをむかえ着々と進められているその他のプロジェクト、2018年秋開業予定の「渋谷ストリーム(旧渋谷駅南街区)」:小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt、2019年度開業予定「道玄坂一丁目駅前地区」:手塚建築研究所、2020年開業予定「渋谷駅桜丘口地区」古谷誠章、2019年東棟・2027年中央棟・西棟開業予定「渋谷駅街区:隈研吾建築都市設計事務所、SANAAなど、今後もしばらく目が離せない。
【渋谷キャスト】
http://shibuyacast.jp/
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