六本木の国立新美術館で開催された「16th DOMANI・明日展」の建築家の展示スペース "未来の家" をレポート。
一律のブースに思い思いの "未来の家” が展示され、ひとつの会場をつくりあげる。それぞれが個性的なお店・バザールのようなイメージで、そこに広場や路地のあるといった展示構成。
今まで互いに交流はなかったという建築部門研究生。今回の展示をきっかけに、研修生の交流とともに30年の研修成果を一堂に会する機会となればということで開催された(連絡先がわかる範囲で声がけされたそうだ)
いくつかご紹介。
栗生明(1983年度派遣/イタリア)いくつかご紹介。
式年遷宮記念「せんぐう館」
栗生氏は本展の幹事代表。
栗生氏は本展の幹事代表。
建築 × 身体
“建築” 採集
100年後の未来の家
吉村靖孝(1999年度/オランダ)
ボルトレスジョイントによる木造ラーメン構造の研究
富山の金物メーカーと構造家の大野博史氏と協同して簡単な接合方法で自由に拡張できる建築のジョイントを開発中で、その構法を利用した戸建て住宅も2軒設計している。
富山の金物メーカーと構造家の大野博史氏と協同して簡単な接合方法で自由に拡張できる建築のジョイントを開発中で、その構法を利用した戸建て住宅も2軒設計している。
?:住まいへの問い
「こわさない・こわされない」
計画中の住宅Log-Hのプレゼンテーション。何世代もの建築物へと転用されリユースされていく伝統的な木造のシステムを現代的な構造システムで展開できないかと考え、高層建築物で用いられるH型鋼(h700×w350)を校倉式に組み上げる事で建築全体を構築。住居としての用途を終えた後は分解され他の建築の一部として利用されていく仕組み。
計画中の住宅Log-Hのプレゼンテーション。何世代もの建築物へと転用されリユースされていく伝統的な木造のシステムを現代的な構造システムで展開できないかと考え、高層建築物で用いられるH型鋼(h700×w350)を校倉式に組み上げる事で建築全体を構築。住居としての用途を終えた後は分解され他の建築の一部として利用されていく仕組み。
「複雑な階層状のネットワーク」
空間充填パズルの家
NEXT TO THE LAST / 最後の次に
天井から吊らされた無数の糸。その一部が着色され、ぼんやりとした「家」が浮かびあがる。希望や不安も含めた様々な未来の家のかたちをイメージ。
天井から吊らされた無数の糸。その一部が着色され、ぼんやりとした「家」が浮かびあがる。希望や不安も含めた様々な未来の家のかたちをイメージ。
東北スカイビレッジ
東北地方における自然災害または緊急事態下で自立できる地域を目指した計画案。
東北地方における自然災害または緊急事態下で自立できる地域を目指した計画案。
コルクの家
円
松川昌平(2009年度派遣/アメリカ)
アルキテクトーム
Locality/Inter-Locality
出口では、未来の家でこだわりたい場所にシールを貼っていくという来場者参加型の展示も。多いのは風呂、庭、台所、居間?
【16th DOMANI・明日展】
会期:2013年12月14日~2014年1月26日 ※終了しています
会期:2013年12月14日~2014年1月26日 ※終了しています
場所:国立新美術館
詳細:http://domani-ten.com
詳細:http://domani-ten.com
出品建築家
栗生 明/小川晋一/古谷誠章/竹内裕二/西森陸雄/山岡嘉彌/古暮和歌子/堀川秀夫/岡田哲史/戸室太一/林 寛治/松島史朗/今永和利/大松俊紀/吉村靖孝/宮元三恵/白井宏昌/原田真宏/秋吉正雄/柄沢祐輔/土井一秀/長田直之/藤井由理/松田 達/丸子 淳/山口尚之/山添奈織/大津若果/霜田亮祐/山田 良/郡 裕美/迫 慶一郎/田中宏明/伊藤 廉/瀬下淳子/田辺雄之/平瀬有人/小塙芳秀/鈴木葉菜子/大野暁彦/松川昌平/石井大五/細海拓也(派遣年度順)
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