プロダクトデザイナー、山中俊治氏がディレクションを務める「骨」展。 工業製品や生物の「骨」に改めて目を向け、国や世代、分野の異なる作家たちが骨格そのものから考察・表現した作品が展示されています。
Tokyo Midtownの21_21Design Sightで展示は行われています。建物の設計はご存じ安藤忠雄さん。
エントランスを入りロビーにはフェアレディZの「骨」、つまりむき出しのシャシーが展示されています。強度を上げるために非常に複雑になプレスや溶接がされているのがよく分かります。
この頭蓋骨はなんと山中俊治さんのものです! CTスキャンのデータから立体に造形した模型だそうです。何となく山中さんに似ていますね。もちろんご本人ですので・・
こちらはダチョウの全身骨格標本。高さは2m以上ありますが、足の爪は2本しかありません。走る鳥の進化ですね。
名作家具のフレームワーク(骨)です。
ニック・ヴィーシーの旅客機のX線写真。何百枚にも分けて撮影した写真を合わせた作品だそうです。
山中さんデザインの義足や人工関節。
前田孝太郎さんの、もし蜘蛛に骨があったら・・・という作品。
緒方壽人 + 五十嵐健夫さんの作品。プロジェクターから発する光がスクリーンに自分の影を映し出し自分はそこから移動しても影はスクリーンに残ります。すると残された影が勝手に動き出して様々な形に変化します。 その他にもたくさんの作品がありました。8/30まで開催しています。
【開催日時】
5月29日(金)~8月30日(日)11:00~20:00(入場は19:30まで)