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31 3月, 2010

「COLORS vol.1 春の色 」展

「COLORS vol.1 春の色 」展 のオープニングに行ってきました。場所はアトリエ・ワンが設計したマドビルの3階、Linea Talara-Loft Galleryです。ギャラリーは3名の建築家(池田勝彦、岩佐周明、藤澤信也)の企画によりスタートし、現在クリエーターの応援と多くの人たちとの交流の場として、オーダーキッチン、オーダー家具のメーカーである「Linea Talara」の協賛で運営しています。

今回の展示テーマは「春の色」。春の色(橙色、菜の花色、萌黄色)をメインに、6人のデザイナー、染色家、建築家が持ち寄った作品を見ることができます。

岩佐周明さんの銀器の香筒 "infinity"。

「Infinity(無限)は生物のDNAをモチーフにしました。色、香り、生命が満ちあふれる春のイメージです」と岩佐さん。

池田勝彦さんの"春の色"は、ご自身が手掛けた建築の中から春の色をピックアップしたもの。

藤澤信也さんの"Project Green"

阿部克彦さんの"HANAMI"。提灯、お皿、マットはすべてシリコン製。コンテンポラリーな夜桜の景色を再現。

染色家の佐藤律子さんの作品が会場全体を優しい色で包んでいます。


作品と一緒にリネアタラーラ (Linea Talara)の素敵なキッチンや家具も楽しめます。

「COLORS vol.1 春の色 」展
会期:3月27日(土)〜 4月4日(日)会期中無休
時間:10:00 - 17:00
会場:リネアタラーラロフトギャラリー


30 3月, 2010

街ぶらり旅 Vol.4 ニューヨーク

本年度のプリツカー建築賞がSANAAに決まりました。
ぶらり旅の4回目はそのSANAAによるNew Museumをご紹介いたします。



ストリートからの眺めです。薄暗い路地を歩いていると、白く輝く建物が眼前に広がってくる、そういう感じでした。



ニューヨークには谷口さん設計によるMoMAやメトロポリタン、フランク・ロイド・ライトのグッゲンハイムなどなど多数の美術館がありますが、もっとも先端をいったアートをご覧になりたい方は、こちらの新美術館です。



あんなところに人がいます。眺めが良さそうです。



チケットカウンターです。1階のみが撮影可能でした。



ミュージアムショップ。



カフェスペースです。
軽食などがこちらでとれます。横にはガラス張りのギャラリースペースがあり、アートを眺めながら休めるようになっております。展示されていた作品はスイス人アーティストのUrs Fischerのものでした。


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29 3月, 2010

情熱大陸「坂茂」

最近、大きな地震が各地で起きております。チリやハイチなど、被災地ではいまだに混乱が続いているようです。阪神・淡路大地震が昨日のことのように思い起こされます。あれから、もう15年の月日が流れております。

坂茂さんは、ハイチにて仮設シェルターを建設する運動をしておられます。TV番組『情熱大陸』でもその様子が紹介されておりました。「私が医者であればもっと直接的に人を救えるのだけれども、私は建築家だからこれしかできない」というようなことを語られておりました。

番組はこちらでご覧になれます。>>


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28 3月, 2010

レベルアーキテクツの「大井町の住宅」

中村和基さん、出原賢一さん率いるレベルアーキテクツの「大井町の住宅」内覧会に行ってきました。場所は大井町から10分ほどの場所。30代後半のご夫婦のための家。

地上3階建て、木造SE工法の住宅です。

間口二間の奥行きのある細長い建物。玄関は建物のサイドにあります。

玄関を入って左に階段と予備室。正面に収納。

予備室から玄関方向を見る。玄関横に見える壁の裏側が靴箱になっています。

階段で2階へ。

2階LDK。SE工法により袖壁を最小限にできたので、狭さを感じさせません。

ダイニング上部に中庭があり、リビングに光を取り入れています。左に見えるテレビ台は節のあるニレ材を使用し、大木が横たわっているような空間のアクセントになっています。天井高は3500mm。

キッチンとその上にはロフト。

ロフトは琉球畳を敷いた和室。ご主人の書斎になるそうです。

ロフトからは中庭が目線の高さにきます。今後ココヤシファイバーシートを敷き詰め緑化されるので和室の空間が活きてきますね。

3階。庭から注ぐ光と風で外を感じることができます。南側に主寝室。

主寝室から北側を見る。奥は水回り。

3階から中庭を見下ろす。

中村和基さんと出原賢一さん。
「狭小であっても拡がりを感じることができ、近隣商業地域でも落とし込んだ中庭によって隣地に影響されない、そんな計画としました。」



20 3月, 2010

エマニュエル・ムホーさんの「アクリル × こもの」発売レセプションパーティー

3月17日より「ポーラ ザ ビューティー銀座店」にて発売が開始された、エマニュエル・ムホーさんデザインの「アクリル×こもの」。発売を記念したレセプションパーティーに行ってきました。


関係者やプレス、沢山のゲストが集まったレセプションの様子。


「アクリル×こもの」はアクリルのみを使用したプロダクトシリーズ。SVC (NPO法人しずおかコンテンツバレー推進コンソーシアム) と日原佐知夫氏によるマッチングからスタートした、エマニュエル・ムホー氏、株式会社ポーラ、アクリルブランドWAAZWIZ (ワーズウィズ) の共同開発プロジェクトです。昨秋の「DESIGNTIDE TOKYO 2009」ではプロトタイプが発表されました。


"木立/花瓶"
森の木立からインスピレーションを得たオブジェ。透明アクリルから脚が突き出していますが、これは脚を型に立てながら透明アクリルを流し込んで成形するため、見た目以上にとても難しい技術。制作を担当したワーズウィズさんも初めてのチャレンジで、試作を繰り返したそうです。

"木立/アロマ"
こちらはアロマスティックスタンド。アクリル特有の屈折や反射の現象にフォーカスしています。

"puzzle box"(右)
日本の提重から発想を得たという小物入れ。立体パズルのように自由にパーツを入れ替えて、様々な色の組み合わせを楽しむアイテムです。化粧品やアクセサリーをコンパクトに収めたり、文房具などのデスク周りの収納などにも良さそうです。
"かさね"(左)
重なりあった色の層に透明度の高いアクリルを織り交ぜて、色の帯がまるで浮いているように見えるというペン/ブラシスタンド。


エマニュエル・ムホーさん。「自分がデザインしたものが買えるのは初めてなのでとても嬉しいです」「昨年の1月からこのプロジェクトがスタートしました。静岡の素材といってもいくつか代表的なものはありましたが、透明感や高級感がポーラのイメージにぴったりなので、アクリルを選びました。"アクリル×こもの"は無限に出てくる表情を楽しんでいただけたらと思います」

〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-7

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ヨコハマアパートメント企画展


当ブログでもご紹介差し上げた西田司さん主宰のオンデザインパートナーズ設計ヨコハマアパートメントにて、企画展が催されるようです。詳細は西田さんのブログをご覧下さい。イベントも企画されているようです。

会期:3月20日(土)、21日(日)、 27日(土)、28日(日)
場所:ヨコハマアパートメント(横浜市西区西戸部町2-234)
時間:13:00〜18:00
入場料:無料



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18 3月, 2010

[Updated Architects]

ナフ・アーキテクトアンドデザイン/中佐昭夫(写真上)佐藤宏尚建築デザイン事務所(写真下)のオフィスプロフィールを更新しております。



「A House made of Two」
写真:ナカサアンドパートナーズ/矢野紀行



「Tokyo Great Visual」
昨年は、「斜柱の住宅」オープンハウスも取材させていただきました。


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17 3月, 2010

[New Architect] Level Architects


レベルアーキテクツ(中村和基/出原賢一)さんがご参加くださいました。
http://www.japan-architects.com/level-architects

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AUAU建築研究所 オープンハウスのお知らせ

瀬戸市に竣工したAUAU建築研究所の住宅最新作「まといの家 YSY HAUS」が見学可能です。

ランドスケープが持つ「流れ」や「方向」を受け止めながら、家族の生活を支える基本的なスマイとしての「かこい」を配置し、その上から、社会と個のあいだに差し込まれた境界として、支えるものと支えられるものではなく互いに支え合う構造体として、光の反射板となり内部全体を照らす装置として、「まとい」を装着しました。(AUAU)

ご見学をご希望の方は、上部リンク先にあるメールアドレスから直接メールをお願いいたします。

場所:名鉄瀬戸線の駅より徒歩15分
日時:3月21日 13:00〜17:00  詳細

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06 3月, 2010

山縣洋さんの「IT邸」

山縣洋建築設計事務所の「IT邸」オープンハウスに行ってきました。場所は小田急新百合ヶ丘の住宅地。

家の前には3台分の駐車スペースがあります。

さらに建物の真ん中にビルトインガレージ。

ガレージに入り右側に玄関。

左側には納戸とそこから繋がるご主人の書斎が見えます。

玄関からダイニング・キッチンを見る。

ケーキ教室を開く奥さまのため、東側に面した窓からは楽しそうな授業風景が外からも見えるようにしました。

総重量が300kgもあるオーブン。その場所の床だけコンクリートが打ってあります。

ダイニング・キッチンより玄関方向を見る。

キッチンの奥には4畳半の和室。一転ダークな色調に仕上げてあります。奥の小窓から見える坪庭は今後仕上げる予定とのこと。

和室を抜けるとご主人の書斎。目の前のビルトインガレージに納まる真っ赤なロードスターを愛でる最高のポジションです。小さなハシゴはリビングへの近道用。

2階に上がるには一度ダイニングに戻ります。スキップしながらいくつもの部屋が見えます。

2階から。真下が玄関で、階段下に靴箱を作り付けてあります。

2階リビング。西側に書斎とその上に子供部屋。正面は水回り。

東側にはテラスとその奥に主寝室があります。

ケーキ教室が行われているときはリビングスペースを扉で仕切ることもできます。

子供部屋。


主寝室から南側のテラスを見る。こちらと子供部屋はフローリング。


床のガラスの厚さは20mm。10mmのガラスを合わせガラスにしたもの。

ガレージから見上げるとこのような感じ。

水回り。ケーキ教室が開かれている間、他の家族はキッチンが使えなくなる為こちらにミニキッチンも設置してあります。

IT邸模型。「カド消し」のイメージからスタートさせていったそうです。

山縣洋さん。「平面を3×3のマトリックス状に分割し、床レベルを操作することで様々な視線が錯綜する空間が生まれました」「ご主人と奥様の要望は明解でした。その他にお子様達がのびのびと動き回ることのできるジャングルジムのようなアイディアを提案しました」


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