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08 7月, 2010

デイヴィッド・アジャイ展「OUTPUT」

7月8日からギャラリー間で開催されるデイヴィッド・アジャイ展「OUTPUT」のプレスカンファレンスに行ってきました。

アジャイさんは現在最も注目される若手建築家のひとり。今回アジア初の個展となります。

アジャイさんの代表作や、進行中の最新作が模型、図面、写真で紹介。

「シルバーライト」。ロンドンでは光を吸収するような建物が多いが、これはファサードにアルミパネルを使うことで光を反射する。

「LNハウス」(左)と「デンバー現代美術館」(右)。鉄板の美術館後援者の住まいと、ガラスの美術館が対比する。

「スクリラ」ロンドンに建てられた仮設パビリオン。モチーフは人間の眼球。



「モスクワ経営管理大学院 SKOLKOVO」。建設中の最新作。ディスク状の下部に講義室や会議室などの施設が入り、上部にはフィットネスセンター、管理棟、居住棟が並ぶ。

SKOLKOVOの模型を前に作品を説明するアジャイさん。 「私の建築では光の役割をいつも重視しています」
敷地の起伏をディスクの上に表現。ファサードのガラスにはフィルムやジェルコートで色を付けているそうです。

「アイディア・ストア・クリスプ通り」 。ロンドンにあるショッピングセンターの一角にある資料館・教育施設。2002年ヴェネツィアビエンナーレ国際建築展において「世界を変えるプロジェクト100選」に選出された建築。


「アイディア・ストア・ホワイトチャペル」。カラフルなファサードは周辺の露店のテントに由来する。

「シャダ・パヴィリオン 」。住宅街の地域整備事業で造られた広場に設置されたシェルター。アーティストのヘナ・ナディームと共同で木漏れ日をデザインした。

懇親会では隈研吾さんが乾杯の音頭をとりました。「デイヴィッドは色々な国で出会うカンファレンス友達。友達ですがコンペで度々戦う非常に手強いライバルです」

アジャイさん。「日本や日本の文化は私にとって触媒ような、とても刺激を与えてくれる存在です」


■デイヴィッド・アジャイ展「OUTPUT」

■2010年7月8日〜9月18日
■ギャラリー・間

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