彰国社より発売された「ノイズを設計する-あたりまえの建築を目指して-」の刊行を記念して東京南青山にあるプリズミックギャラリーで開催される展覧会。伊藤博之(O.F.D.A.)、川辺直哉(川辺直哉建築設計)、田井幹夫(アーキテクトカフェ建築設計)、松野勉(ライフアンドシェルター社)4氏による共著だ。
Planning the Noise Exhibition : Hiroyuki Ito, Naoya Kawabe, Mikio Tai, Ben Matsuno
Planning the Noise Exhibition : Hiroyuki Ito, Naoya Kawabe, Mikio Tai, Ben Matsuno
4人がそれぞれの実作を訪問し、それぞれの建築について対話を重ねそれをまとめた本だ。
本に使われている写真は竣工写真ではなく、住まい手が生活を重ねている様子を撮り下ろしの写真を使っているのも興味深い。
展示されているのは4作品それぞれの模型、パネル、図面。
図面の周りには沢山のスナップショット。
近づいてみると、訪れた際建築家たちが自ら撮影した写真と、そこにコメントが貼られている。
会場には付箋が置いてあるので、観覧者は自由にコメントを書き込める参加型の展覧会になっている。
模型は1/50、展示台の大きさも揃えて並んでいる。
O邸/川辺直哉
玉川の集合住宅/伊藤博之
明圓寺納骨堂 '游心庵'/松野勉
Takanawa Terrace/田井幹夫
左から松野勉さん、伊藤博之さん、川辺直哉さん、田井幹夫さん。
「建築にとって不要な要素をノイズとして排除しようとしても、それらは現実としてあたりまえにある。ならばそのノイズをきちんと感じ取り建築の要素としてあたりまえに構成するとはどういうことなのか。」と4人は話す。
「建築にとって不要な要素をノイズとして排除しようとしても、それらは現実としてあたりまえにある。ならばそのノイズをきちんと感じ取り建築の要素としてあたりまえに構成するとはどういうことなのか。」と4人は話す。
オープニングの様子。
「身の回りの具体物が発する文脈や感覚を積み上げていくこと。あたりまえのことをきちんと捉え直すこと。それによって本書に記されたような、いくつかの興味深い試みが実現されています。みなさんが、身の回りのノイズと対話し、あたりまえを捉え直す方法の参考にしていただければと思います。」前書きより
【ノイズを設計する-あたりまえの建築を目指して- 刊行記念展】
日時:2013年7月20日~2013年8月23日
場所:プリズミックギャラリー
詳細:www.prismic.co.jp/gallery/works47/
日時:2013年7月20日~2013年8月23日
場所:プリズミックギャラリー
詳細:www.prismic.co.jp/gallery/works47/
========== japan-architects.com ===========
日本の建築家・インテリアデザイナー・ランドスケープアーキテクトと世界をリンク
ジャパンアーキテクツメンバーのプロフィール >>japan-architects.com
建築・デザインのイベント情報 >>What's happening
建築・デザインのお仕事 >>求人求職情報
ジャパンアーキテクツへのお問い合せ >>事務局へメール
日本の建築家・インテリアデザイナー・ランドスケープアーキテクトと世界をリンク
ジャパンアーキテクツメンバーのプロフィール >>japan-architects.com
建築・デザインのイベント情報 >>What's happening
建築・デザインのお仕事 >>求人求職情報
ジャパンアーキテクツへのお問い合せ >>事務局へメール