永山祐子+川嶋洋平/永山祐子建築設計による店舗兼住宅「勝田台のいえ」の見学会に行ってきました。場所は千葉県八千代市。(Yuko Nagayama + Yohei Kawashima / Yuko Nagayama & Associates)
隣のマンションはセットバックしているので、遠くからも特徴的な形がよく見える。
夜になると軒下が店舗の明かりに照らされ光の層が現れる。(永山事務所提供)
店舗と住居を切り離すことで生活音が伝わらないようにし、かつ店舗へは自然光がたっぷりと導かれる。外壁は樹脂モルタルのジョイントV仕上げ。右が店舗の入り口で、左が住居へのアプローチ。
アプローチの奥から住居へは2階に上がる。左の扉は厨房。
2階へ上がり左を見ると回遊型のテラス。
振り返ると店舗上の隙間と上にリビングが覗く。右は玄関。
店舗の天井は全面ガラス張り。住居と切り離しながらも所々気配を感じられるような抜けが作ってある。
玄関を入ると右に収納、水回り、寝室と続く。
水回り。
主寝室。回遊するテラスが正面の窓や左に見える。
主寝室からテラスに出るとアプローチ側にも抜けている。左のガラスの中は踊り場。
踊り場を中から見る。主構造である125mmのH鋼が現しで仕上げられている。
3階へ上がると2階のテラスのように廊下があり、奥はまたテラスになる。
LDK。外観から見えた斜めの外壁はそのまま屋根の傾斜になっており、奥に向かって低くなっている。一番低いところは消防の進入口へのアプローチとしても機能する。
グレーの壁は外壁と同様の仕上げで、外部が内に挿入してきたイメージだ。
左奥のテラスには開口があり、アオダモが次第に成長してくる様子が伺える。
右下には2階のテラスから見えた開口。2階の気配を感じ取ることができる。
子供室。両側の廊下から出入り出来る。将来的に二部屋に分けられるよう配慮されている。
外へ出て店舗へ。店の名前は 'VIN ROSE'。住居への引越はまだだが、店は既に営業を開始している。
3階に伸びるアオダモがここに植わっている。
ご覧のように冬には日差しが注ぎ、夏は軒(3階)により和らぐ。
VIN ROSEは1977年からこの場所で営業する地元に愛されるケーキ屋さん。「アップルパイが絶品」と担当の川嶋さん。
〈VIN ROSE〉
〒276-0023 千葉県八千代市勝田台1-36-10
047-482-0578
10:00〜19:00、水曜定休
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