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03 11月, 2015

USM50周年記念レセプションと長谷川豪参加のプロジェクト展示

スイスを代表する家具メーカー、USMモジュラーファニチャーは今年50周年を迎えた。その記念レセプションとプロジェクト「Rethink the Modular」の展示が丸の内の直営ショールームで開催された。

 スイスから来日したCEOのアレキサンダー・シェアラー氏と、USM U.シェアラー・ソンズ株式会社代表取締役社長の秋山百合子氏。


 特別ゲストとしてスピーチをしたモノクル編集長のタイラー・ブリュレ氏。
「1983年にUSMの製品を初めて見た時、なぜか記憶に残り、10年後にまた見た時に、これは"大人のレゴ"だと分かりました。自宅、ロンドンのオフィス、各国の支局でも使っています。しっかりしていて長く使えますし、USMと一緒に成長することが出来るので、投資という意味でも特にビジネスオーナーにお薦めです」

USMハラーの正規取扱代理店、インターオフィス代表取締役社長 梅 秀行氏による挨拶も。
「これからも、60年、100年とお客さまを魅了してくれると思います」

階段脇のスペースには、USM50周年を記念したワークショップを軸とするプロジェクト「Rethink the Modular」に日本から参加した、建築家の長谷川豪氏と東京工業大学の大学院生の作品の展示。
※Rethink the Modular=世界で活躍する若手の建築家・デザイナー7人をフランス・ボアブッシェに招聘し、“モジュラー”というコンセプトをそれぞれが独自に見直し新たに表現した作品をつくるというもの。参加チームのプロジェクトの集大成はミラノサローネで発表され話題を呼んだ。日本からは、長谷川豪氏と東京工業大学の大学院生が参加した。



ミラノサローネ展示作品「Colomun in Milano」の1/5モックアップ。


ボアブッシェで見出したパラメーターのコンセプトと土という素材を利用した作品。展示室の空間を特徴付けている列柱にインスピレーションを受けた、身体、集団、環境という3種類のスケールを併せ持つ土の柱。ロープをとぐろ状に巻き上げてその中に土を絞め固める工法で制作された。

長谷川豪氏。
「一貫した製品でいて飽きを感じさせない、USMのようなブランドは日本にはないように思います。普段から、USMの考え方に学ぶことは多いです」


「Rethink the Modular」展
会期:2015年10月23日〜未定(11月13日迄は開催決定)
場所:USMモジュラーファニチャーショールーム

※長谷川豪さんのトークは11月3日に終了しました


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