木下昌大(Masahiro Kinoshita / KINO architects)設計による、西澤明洋率いるエイトブランディングデザインの自社ビル「エイトビル」の内覧会に行ってきました。場所は港区南青山。
プロデュースに高橋寿太郎+高垣和明/創造系不動産、アートワークに清水久和/S&O DESIGNも参画している。
プロデュースに高橋寿太郎+高垣和明/創造系不動産、アートワークに清水久和/S&O DESIGNも参画している。
1階を7台分の時間貸し駐車場にしてある。
2階の階段ホールに上がると壁面に清水久和さんデザインのアート〈平賀源内〉が現れる。
平賀源内は土用の丑の日に鰻を食べることを発案し広めたと言われている。つまり現代風に言うとブランディングのパイオニアというわけだ。そんな意味を込めて社屋のシンボルとして鎮座する。
2階オフィス。20人以上が作業できるスペースになっている。
オフィスの説明をする西澤明洋さん。会社設立8年で自社ビルを完成させた!「高橋寿太郎さんが不動産プランニングに入っていただけなかったら実現しなかった。」と話す。
オフィスの説明をする西澤明洋さん。会社設立8年で自社ビルを完成させた!「高橋寿太郎さんが不動産プランニングに入っていただけなかったら実現しなかった。」と話す。
外観で見えた出窓は開口の大きさによって出幅を変えてある。
オフィスとは言え窓辺の環境があるのが良いと考えた。休憩したり、書棚の資料を読んだりするのに腰掛けとして利用できる。
出窓と天井が凹んで整合性が取られた印象。
収納棚は、以前から使っていたMUJIのファイルボックスがぴったり収まるサイズ。
ちなみに照明は演色性を求められるグラフィックデザインの現場であることから、美術・博物館用蛍光灯が用いられている。
床の絨毯は、山形緞通のラグ〈空シリーズ〉〈景シリーズ〉で商品全体の企画にも携わってる。
隣の部屋では木下昌大さんが手掛けている建築と、清水久和さんが手掛けるプロダクトの紹介。
4階への階段。鉄板に木材を貼り込んである。
床には西澤明洋さんが所有するアート作品。
4階はLDKと名付けた多目的空間。
バルコニーも備わる。
片隅にはブランディングを手掛ける商品が所狭しと並ぶ。
4月に竣工したが、その後引越をして事務所が落ち着いたのでようやくお披露目会を開くことが出来た。ケータリングを手配し沢山のフィンガーフードが並んだ。
左から髙橋寿太郎、清水久和、西澤明洋、木下昌大の各氏。髙橋さん、西澤さん、木下さんは同じ京都工芸繊維大学の先輩後輩関係でコラボがとても多い。
清水さんのS&O DESIGNのCIやVIを西澤さんが手掛けているといった関係。
清水さんのS&O DESIGNのCIやVIを西澤さんが手掛けているといった関係。
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