廣部剛司建築研究所の「上野毛 T」のオープンハウスに行ってきました。場所は世田谷区の上野毛・等々力から10分ほどの住宅街。南側には大きな松畑が広がり、傾斜地になっています。
落ち着いた外観。2台分のガレージと左側が玄関ポーチで、ここがRC造のB1Fとなります。上から竹が覗いています。
左にDK(約11畳)、正面に全面開口のテラス。
右にはスキップフロアで50cm上がった約15畳のリビング。その下はガレージになります。空間の"抜け"を保つため壁ではなくブレースが大きく見えますが、手すり、階段のスチール部分としてひとまとまりのアクセントを成しています。また(黒ではなく)茶色に塗装されているのであまり重くならないようにしています。
1Fの気持ちよさはこの"抜け"からくるようです。坪庭やテラスによって中と外が曖昧になることで広さを感じ、また外(自然)も感じることで原始的な感覚を呼び覚ましてくれるような暮らしの提案をいつも心がけているそうです。
「いつも自分でも住みたいと思う家を設計します。」
20代最後の年に8ヶ月におよぶ世界の建築を訪ねる巡礼の旅に出た廣部さん。旅を終え、自分のなかに既に持っている「和」を自然に表現できるようになったそうです。
========== japan-architects.com ===========
日本の建築家・インテリアデザイナー・ランドスケープアーキテクトと世界をリンク
ジャパンアーキテクツメンバーのプロフィール >>japan-architects.com
建築・デザインのイベント情報 >>What's happening
ジャパンアーキテクツへのお問い合せ >>事務局へメール
日本の建築家・インテリアデザイナー・ランドスケープアーキテクトと世界をリンク
ジャパンアーキテクツメンバーのプロフィール >>japan-architects.com
建築・デザインのイベント情報 >>What's happening
ジャパンアーキテクツへのお問い合せ >>事務局へメール