山下保博さん(アトリエ天工人/Tekuto/Yasuhiro Yamashita)らが中心となって発起した"笑顔の再生「モバイル・すまいる」プロジェクト"を紹介します。
2004年新潟県中越地震、2007年能登半島地震、新潟県上中越沖地震などにおいてヒアリング等を行い、仮設住宅暮らしのストレスフルな問題に対し、速やかに本設に移れるよう支援すべきと考え、災害復興プロジェクトを進めて参りました。常設住宅をつくるシステムを持つNPO法人 N・C・S と、移動を可能にするシステムを持つトレーラーハウス協会が一体となって、被災者に住宅を供給するプロジェクトです。(公式サイト本文より)
〈最初の数ヶ月は仮設で〉
迅速に快適なすまいを、東京近郊の工場で、住宅ユニットを短期間で安く量産。仮敷地に「仮設住宅=トレーラーハウス」が移動し設置。
〈1年後~数年後に本設を〉
まちのインフラが整う、あるいは安住できる新天地が見つかると共に移動。本敷地に基礎を設置し、恒久的な「建築物」としてご利用できる、「移動可能な住宅」=「モバイル・すまいる」なのです。
事務局としてNPO法人N・C・Sを設立。プロジェクト参加者、協力企業や有志も募集しています。有志にはjapan-architectsメンバー鵜飼昭年さん(AUAU建築研究所/Akitoshi Ukai)も。
詳細・問い合わせは >> www.mobile-smile.com
※ジャパンアーキテクツでは、先の東日本大震災の復興支援に関する、建築分野からの支援活動や関連情報をお伝えすることで、復興や被災者のための支援のお手伝いができればと考えております。建築家の観点からのご提案などございましたら、ジャパンアーキテクツ事務局までメールでお寄せ下さい。
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