浅利幸男/ラブアーキテクチャー (Yukio Asari/Love Architecture) による東京港区の「赤坂の家」オープンハウスに行ってきました。
ファサードはジョリパット仕上げ。歩行者用の細い路地に面している。
路地から1.5m程セットバックした建物の周囲にはスレートが敷かれ、そのまま屋内に連続している。
3種類のスレートを使いモザイクのような仕上げに。
8帖程もある広い玄関ホールに入るとオリエンタルリゾートの雰囲気。正面には浅利さんが選んだアジアンアンティークの下足入れが置かれるそうだ。階段踊り場の右側はトイレ、正面は洗面と浴室。
地下は子供室と主寝室。階段は白いモルタルをベージュ色にしたもの。
踊り場から。
2階キッチン。この住宅のテーマは「コロニアル建築風」。ブラックチェリー材とクロームメッキの金具で特注のキッチン。
右に見える鉄骨は南西の角を支えるアングル。
3階へ上がる鉄製階段はリン酸処理した亜鉛メッキ仕上げ。
3階リビング。
西側にはスリットの目隠しが設置されているが、右側は隣家のバルコニーがあるため隙間が狭く、左側は抜けているので隙間が広く取られているのが分かる。
「いつも何か新しい挑戦をしていますが、この住宅ではアジアンウォールナット、アマゾンジャラー、タモ、ブラックチェリー、米松、杉など多くの種類の木材を使用し、仕上げの異なる金属も多用しました。その中で統一感を保ちながら重厚で、施主の望むコロニアル調を華美にならないようデザインを進めました。」と浅利幸男さん。
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