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23 4月, 2013

H2Oデザインによるリノベーション住宅「K邸」

畑中弘 + 桂野谷寿子 + 丸山慶子 / H2Oデザインアソシエイツによるリノベーション住宅「K邸」のオープンハウスに行ってきました。場所は原宿の喧噪から少し離れたところ。
元々レーモンド設計による4階建ての建物を購入し、1・2階の店舗はそのまま。3・4階の住宅部分をリノベーションしてから住むことになった。

 3階部分は200m2。玄関にはラブラドリーテアンティークという御影石が張られている。光が当たると青い結晶がきらきらと美しい。


 リビングへの特注扉にはデザインガラスがはめ込まれている。

 ヨーロッパの電話ボックスのようにも見える。

 47m2あるLDK。改修前はこの南側に寝室が配置され、リビングやキッチンが北側にあったのを南北逆にレイアウトした。それに伴い配管も大規模に改修。
床はウエンジ材

 暖炉、80インチ液晶テレビ、吊り下げ椅子、無垢板のダイニングテーブルが存在感を出している。
グラフィックの仕事をされている施主が、仕事のために試しに買った色々なLEDライトが天井に付いているのがユニークだ。
また天井をよく見ると、吊り椅子の位置を変えたりハンモックが吊り下げられるよう、いくつも雌ネジが埋め込まれている。



 今回取り付けた暖炉。以前のレイアウトではここに浴室があったのでその窓を利用し煙突が取り付けてある。


 キッチンには料理の色がよく見えるようにと、施主指定の照明が使われている。

 玄関ホールから右には扉が並ぶ。右手前から納戸、トイレ、水回り。左手前から子供室、書斎、主寝室。正面奥は収納。 


 浴室用としてはかなり大きな液晶テレビが。表はガラスで防水されており、壁の裏側からはめ込まれている。

 主寝室。右の窓に上下に開閉できるニチベイのハニカムスクリーンが見える。なるほど隣家からの視線を遮りながら、上は開いているので空が見える。

 主寝室奥から。右の扉は奥さまの書斎で、アンティークの扉が取り付けられている。

 奥さまの書斎。ヨーロッパの重厚なスタイルで静かに過ごせそうだ。

「初め、リビングは半分の大きさで個室を大きく提案すると施主は『もっとリビングを広くしたい』と。お子さんはもう大きいのでそれぞれが思い思いのことをしながらも、家族皆リビングで過ごせるようにと希望されました。」と畑中さん、桂野さん。

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