北側のメインエントランスは随分上にあるのが見える。
敷地は山の上の比較的低木が生い茂る林だったところを切り開いた。
当日はまだ施工中で、階段の手摺も未設置、ガレージや外構等々未完の箇所がまだあった。
4段上がってリビング。
ここは山頂の敷地の3階。バルコニーからはどんな景色だろうかと気になるがまだ我慢。
石張りのテレビボードの裏からバルコニーへ出られ、右の窓の外にもまた階段が見える。
テレビボード上の天井にはスクリーンと、左側にはプロジェクター、開いた穴にはサラウンドスピーカーがそれぞれ設置される。
トラバーチンは板材ながらこの大きさの一枚もので設えた。
食器棚の裏はパントリーになっている。
この3階を基準にしてまず眺望を確保。そこから下へ建物を計画していったようなイメージだ。
山の頂上のさらに頂上。すり鉢状の街並みと太平洋が広がる景色。
(画像をクリックで拡大)
次に1階まで降りて、セカンドエントランスから。こちらは海へのダイレクトなルート。
浮造加工された杉板型枠を使ったコンクリート壁の中は、右が寝室、左は収納、正面に水回り。
たっぷりの空間を取った階段ホールは、窓辺にラウンジスペースを設け桜を楽しむことができる。2階には子供室があり、もう一つ上がるとリビングへ。
階段ホールを外から見るとこのように。視点が上がりながら変わる景色を楽しめる仕掛で、外部階段もその延長だということが分かる。
2階子供室は将来分割できるようにした。
模型を見ると複雑な平面に多様な上り下りがあることが確認出来る。
海辺からは坂道を少し汗ばむくらい登ってたどり着いたが、建物の中にはさらに階段がたくさんあった...
西田司さん(左)とパートナーの海野太一さん。
「この丘の傾斜をあたかも建物の中にまで連続させたような立体的な構成と、敷地への2方向のアプローチに合わせ、建物内にも2方向のからアプローチを持たせました。周辺環境にある海、山、森と合わせ建築と風景の関係が一体となり、豊かで変化のある生活環境が生み出せるよう計画しました。」
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