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12 9月, 2015

「nendo 1/3 ヒト モノ スキマ」展オープニングレポート

佐藤オオキ/nendoの個展「nendo 1/3 ヒト モノ スキマ」展のオープニングに行ってきました。会場は表参道GYRE 3階の “EYE OF GYRE” 。
本展は「nendo 3/3」という3つの展覧会を3週間ごと行う、その第一弾。いずれも「モノとその周辺との関係性」から生まれたデザインをテーマにした展覧会。細かく分節されたギャラリー空間のため、3つの会場構成は展示作品に合わせるだけでなく、それぞれ異なる切り口によって空間の特徴を引き出していき、3つの展覧会を連続的に見ることによって1つのメッセージを感じ取ることができる。

 「1/3」では日本各地の職人の技術から着想したデザインを16点展示する「ヒト モノ スキマ」。


 10月31日まで開催されるミラノ万博で出展中のものが並んでいる。


 ミラノ万博での様子(photo: Daichi Ano)


 ミラノとは打って変わって展示台は白いうえに大きく蛇行し、会場を端から端までくまなく巡っている。


 展示されるのは伝統工芸とその技術を活かしnendoがデザインした、13産地、16作品。



 〈波紋によって艶が際立つ漆器〉山中漆器/石川県


 〈単純形態のカトラリー〉高岡銅器/富山県


 〈手に優しい「花」の形をした箸〉若狭塗/福井県


 〈一筋で表す江戸切子〉江戸切子/東京都


 〈カットして漆で継いだ皿〉美濃焼/岐阜県


 〈把手が中身の温度を伝える鋳物〉山型鋳物/山形県


 〈手で柄を楽しむ器〉伊万里・有田焼/佐賀県




さらに地下1階では
 TAG Heuer × nendo × by | n meister コラボレーションの
〈CARRERA TIME MACHINE〉ポップアップブースも展開。


 「老時計職人が営む町の時計屋さんに、修理のため持ち込まれたスポーティーなTAG Heuer CARRERA。」


 「老時計職人は組み立ての際、間違ってビンテージの赤い針を取り付けてしまった。」


  「組み上がってみると時代が全く違うはずの本体と針が妙にしっくりとして、新しい時計へと生まれ変わった。」
というような佐藤さんが空想したストーリーの時計だそうで、世界限定250本。価格は55万円。TAG Heuer直営店及び西武・そごうで9月15日より発売される。

商品はオリジナルのケースと、長針・短針と同じデザインのペーパーカッターとブックマークがセットになっている。

佐藤オオキさん
「ミラノとは違うこの空間だからこその構成をしました。一筆書きで描かれたような展示台は端から見はじめると、途切れることなくいつの間にか最後まで見てしまう、そんな空間になっています。」
「次回2/3では、EYE OF GYREの展示空間から着想した小さなテーブルのコレクション〈border table〉を初披露します。3/3ではモノとモノの関係性に着目してデザインされた、日本初公開のものも含まれる12の作品を展示します。」

【nendo 3/3 展】
会期:

 nendo 1/3:9月11日(金)-10月4日(日)
 nendo 2/3:10月6日(火)-10月28日(水)
 nendo 3/3:10月30日(金)-11月22日(日)
 ※10月5日(月)、10月29日(木)閉場
会場:EYE OF GYRE/GYRE 3F
詳細:http://gyre-omotesando.com


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