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08 9月, 2015

エマニュエル・ムホーらが出展の「新宿クリエイターズ・フェスタ2015」

新宿駅周辺で開催され、恒例になってきた「新宿クリエイターズ・フェスタ2015」に行ってきました。全ては回りきれないので、西新宿の高層ビル街の様子を一部紹介。

 〈100 colors no.6〉 エマニュエル・ムホー
 (Emmanuelle Moureaux Architecture + Design
新宿野村ビル 北側テラスで9月13日まで。

 2013年、2014年に続く100色のインスタレーション。

 「環境に合わせ色のかたちを変化させ、色の魅力を最大限に引き出す。一目で視界に入る100色を前身で受け、色そのもを感じてもらう。」



 灰色が多い西新宿が色の力でパッと明るくなる。




 〈100 colors no.7〉 エマニュエル・ムホー
新宿三井ビル 1階 55スクエアで9月13日まで。


 エマニュエルさんは屋内にも100色を展開。
矢印から入ると中は迷路のようになっており、途中4ヶ所の寛ぎスポットがある。


 中に入ると刻々と周囲の色が変わっていき、エマニュエルさんの色の世界に迷い込む感覚だ。


 寛ぎスポットではクッションが置いてあるので腰を沈めて色に包まれる。


 迷路を抜けると、使われている100色と同じカラーチップが壁に貼られているので、今日の気分の色にシールを貼っていく。


 最後に今後の100色展開を示唆するように〈100 colors mobile no.1〉も展示されている。


 〈単眼的風景:Gruppo del Laocoonte〉鈴木一太郎
新宿野村ビル、新宿NSビルで9月6日まで。

 ラオコーンをモチーフにしたピクセルアート。
「様々なメディアが発達した現代において、我々にとってのリアリティとは身体的体験なのか、視覚的認識なのかという疑問を、ピクセルアート(ドット絵)によって作られた彫刻を制作することで追求している。」

 〈数えられなかった星たち〉 稲葉友宏
新宿住友ビル前広場で9月6日まで。

 「作品を通して皆さんに『想像する時間の豊かさ』を感じて頂けたらと思っています。鉄線を一筆書きの星を描くように曲げて造形した羊たち。作品のモチーフ、フォルム、動き、空間での関係性をヒントに皆さんそれぞれに物語や言葉など、自由に想像を膨らませてみて下さい。」


 〈アナザーワールド : another world〉 山下裕之
ヒルトピアアートスクエア(ヒルトン東京地下1階)で9月8日まで。

 「私達が夜眠りに着く頃、街の風景は別の顔を見せはじめます。昼間の雑踏とした光景とは逆に、夜の静寂さをドラマチックに切り撮り、無機質で機能美な世界観を表現した作品。」


 〈ゴジラ〉 保坂俊彦
新宿中央公園 水の広場で9月27日まで。

 8月の中頃から、制作の様子も含めて公開されていた。


このところ雨が多いので一体どうなっているのかと近付くと、防水のコーティングが施されていた。しかし足元は雨で流され崩れ掛かっていたので今後の台風などが心配だ。

【新宿クリエイターズ・フェスタ2015】
会期:9月6日で終了ですが「アーティスト展」や「まち中アート」はまだ開催しているものもあるので公式サイトをご確認下さい。



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