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22 11月, 2018

伊東豊雄、皆川明、名和晃平が参加の「フランク・ロイド・ライトへのオマージュ」展

東京 天王洲T-ART HALL(寺田倉庫内)で11月22日より開催の「フランク・ロイド・ライトへのオマージュ/HOMMAGE TO FRANK LLOYD WRIGHT」展オープニングに行って来ました。


本展は2017年にフランク・ロイド・ライト生誕150年を記念してスタートしたYAMAGIWA主催の企画展の第二弾である。YAMAGIWAは1994年からライトの照明の製造・販売をしており、ライトのデザインの素晴らしさを伝えるとともに、今日まで復刻を続けてきたYAMAGIWAのものづくりを知ってもらう機会になればと企画。


今回も各方面で活躍する作家3名を迎え、フランク・ロイド・ライトへのオマージュとして、名作TALIESIN 2を独自の解釈でデザインしたものを展示販売する。参加作家は、伊東豊雄 (建築家)、皆川明 (デザイナー)、 名和晃平 (彫刻家)。


伊東豊雄「TALIESIN POLYGON」 ¥1,200,000 受注品
素材をアクリルに変え現代的に表現。セードと遮光板の連続から成るライトのタリアセンに対し、3種の多面体による構成を考えた。 


光が透過する面と透過しない面があり見る角度により異なる表情を見せるTALIESIN POLYGON。調光によりランダムに点滅するモードなども楽しめる。


伊東豊雄氏
「構成はコンペで参加したノルウェーのダイクマン中央図書館から発想を得ました。家の明かりが連続していくような照明を作ろうと思いました」 


皆川明「TALIESIN+」¥38,000
オリジナルのタリアセンに僅かに装飾を加える(プラスする)ことを考え、自由に付け外しができるパーツを提案。


木に見立て、鳥がとまる様子や木漏れ日を楽しむコンセプト。


12ピース入りのパーツ。
遮光板の寸法が白銀比(1:√2)であることに着目し、1枚の遮光板を同じ比率で分割した。


名和晃平 「PARTICLE-T2」受注品
光を反射する黒色炭化ケイ素粒子で覆った作品。空間に合わせられるよう2段ずつ増える計10パターンの高さで展開。


地面から生命力が溢れ立ち上がるようなイメージ。

昨年の作家3名(坂茂、橋本夕紀夫、groovisions)によるオマージュ作品を展示したコーナーもあり併せて鑑賞できる。

3作品をモチーフにした愛らしいフィンガーフードたち。


【フランク・ロイド・ライトへのオマージュ】
会期:2018年11月22日~11月25日
会場:T-ART HALL 東京都品川区東品川2-6-10
詳細:http://www.yamagiwa.co.jp/


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