場所は葉山の森戸海岸のすぐ近く。島根県で廃棄されかけていた大正時代の蔵2棟分の軸組みをリロケートし、構造補強+断熱+調湿の機能を併せ持つ現代のパネルで包みこんだ住宅です。
外壁の仕上げはガルバリウム鋼板の一文字葺。この住宅の名前「YACHIYO」は長い年月を表す「八千代」からきています。
「"時間・環境・cross-culture"をキーワードに、100年以上前のものと現代のものを融合させ、価値を再構築した建築です。」また「今後も色々な文化を合わせて昇華させ、次の時代に持っていきたい。」と山下さん。
常に新しい素材・構法を模索し続けるアトリエ・天工人の最新刊、ディテール10月号別冊「アトリエ・天工人/素材・構法からの建築」は彰国社より発刊されています。(表紙の写真は同じく島根の古民家をエチオピアに移築したプロジェクト)
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