敷地面積132m2、建築面積61m2、延床面積151m2、地下1階、地上2階。RC+木造。
敷地には約4mの高低差があります。ガレージ脇の階段を登ってエントランスアプローチ。
アプローチを振り返る。植わっているのはシマトネリコ。
エントランス。
エントランスを入ると正面にはマユミが坪庭の雰囲気に植わっている。そして右側が水回り、左は階段室を介して1階と2階への各部屋へ。
洗面台の下はウクレレにも使われるハワイアンコア材。
水回りは裏庭に面して大開口で計画され、隣家からの視線はオーニングで遮ることができる。
左がエントランス。建物は敷地の手前と奥で大きく二つのボリュームがあり、それらを階段室で繋ぐようなレイアウト。フロアは4層あり敷地の傾斜を利用しスキップに。
1階オーディオルーム。窓の外側はアプローチ。
左は突き出し窓。開閉はつっかい棒で行い、手前の溝に棒を収納。この窓の下は、地下にあるご主人の趣味室になっており、音楽を導く仕掛になっている。
オーディオルームの隣は予備室。
地下の趣味室はガラス戸でガレージを仕切ってあり、愛車ポルシェ911を愛でることが可能。
階段室へ戻り2階へ。
2階リビング。二面の大開口の正面には遠く富士山が見える。構造的には、間接照明の上にトラスの梁が入っており、左に見える鉄柱と繋がり、右にある40cm程の壁で梁を引っ張り上げることで床や屋根を支持。
ちなみに床に置かれているのは担当渡邊さんデザインの犬小屋で、床の端材で大工さんに作ってもらったそうだ。
床はウォールナット材、キッチンはウォールナット材の色違い、壁・引き戸はイタヤカエデ。右のオーディオラックは黒檀。
リビングの西側はマニルカラ材 (アマゾンジャラー) を敷いたテラス。
キッチン。右手前は作り付けのダイニングテーブルで、跳ね上げ式の天板が黒い壁に埋め込まれている。
階段の手摺やドアノブは革巻き。心得のある天工人のスタッフが巻いたそうです。当然ですが金属を触るのとは感触も温度も全く違い心地良く感じた。
2階寝室。扉は施主が選んだマホガニーをブックマッチ仕上げ。
山下保博さん。「天工人の作品は新しい技術や素材に挑戦したものが多いと思われるかも知れませんが。この住宅は仕上げにこだわった "しつらえシリーズ" と呼んでいて、快適で豊な生活を送ってもらえるように細部にわたって設 (しつら) えてあります。」
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