山下保博さん率いるアトリエ天工人 (Yasuhiro Yamashita/Atelier Tekuto) による「風・洞・居」(港区Mアパートメント)のオープンハウスに行ってきました。場所は西麻布の住宅地。
敷地面積163m2、建築面積98m2、RC造4階建て。戸数は5戸。
通路の確保や建ぺい率を考慮しながら床面積を得るため北側には傾斜がついています。ファサードの仕上げはシャトーデルタ。
奥の扉が101号室。右の扉から他の4戸に繋がるエントランスホール。 アプローチはコンクリートを敷いて仕上げる予定。
101号室。玄関はバイクも置けるように広く観音開きの扉。
エントランスホール。モビンギ脱色材で造作されたパネルの窪みは荷物置きや腰掛けにもなる。
こちらの床はウォールナット材。
キッチンの右には中庭。3箇所ある中庭によって各部屋には必ず5〜6箇所の窓が設けてあり通風と採光に配慮されています。
階段を下り1階の寝室へ。外構には植え込みや塀が立つそうですので、こんなにオープンではありませんのでご安心を。
各部屋の水回りは中庭に面するように構成されています。また水回りも人研ぎ仕上げ。
301号室は北側斜線の壁が斜めにありますが立体的な構成でとても変化があります。
東側にはお寺の立派な樹木が借景で広がります。
6帖の寝室
301号室は半階上がって4階があります。
静かな佇まいの4階は11.7帖。
中庭をまたぐ階段をさらに半階上ると7帖のプライベートルーフバルコニーも。残念ながら当日は上がれず。
301号室は63.2m2で家賃は319,000円。
「アパートとはいえ戸建て住宅と同様に通風、採光、2.5mの天井高、外断熱など当たり前の快適要素を取り入れました。通風・採光を十分にするために中庭を3つ設けることでサンルームやインナーバルコニー等の住宅としての付加価値も生まれました。」と山下保博さん。
========== japan-architects.com ===========
日本の建築家・インテリアデザイナー・ランドスケープアーキテクトと世界をリンク
ジャパンアーキテクツメンバーのプロフィール >>japan-architects.com
建築・デザインのイベント情報 >>What's happening
ジャパンアーキテクツへのお問い合せ >>事務局へメール
日本の建築家・インテリアデザイナー・ランドスケープアーキテクトと世界をリンク
ジャパンアーキテクツメンバーのプロフィール >>japan-architects.com
建築・デザインのイベント情報 >>What's happening
ジャパンアーキテクツへのお問い合せ >>事務局へメール