工藤和美+堀場弘/シーラカンスK&H「2014年度JIA日本建築大賞 受賞を祝う会」の様子をお伝えします。
会場は祝賀会の発起人の一人である槇文彦の設計によるスパイラルのスパイラルホール。
他発起人として芦原太郎、新谷眞人、伊東豊雄、妹島和世、千葉学、原広司、東京都市大学工学部建築学科一同、東洋大学理工学部建築学科一同が名を連ねる。
連続する切妻屋根と、今までにない「南京玉すだれ梁」が特徴。
関係者や建築家仲間が約260人参列。
会の司会進行には工藤さんたってのお願いで成瀬友梨さん、藤村龍至さんが指名された。
まず始めにJIA(日本建築家協会)会長、芦原太朗さんより祝辞。
建築メディア研究所 大森晃彦さんによる審査の経緯の報告。
東京大学での二人の恩師である原広司さんより乾杯の音頭。
乾杯の音頭のはずが、いつ終わるとも知れない爆笑のトークが続いた。
そしてしばしの歓談タイム。
少々遅れて槇文彦さんが来場し祝辞を。
その後山鹿小学校の児童や、小山薫堂さん、妹島和世さんなどよりビデオメッセージが寄せられた。
佐藤淳さん、新谷眞人さん、伊東豊雄さんが登壇した鼎談。それぞれ山鹿小学校の構造について、金沢海みらい図書館の構造について、ぎふメディアコスモスについてプレゼンテーションが行われた。
そして学友、千葉学さんの祝辞。
「初めて工藤さんが話しかけてきたとき、20代の工藤さんはポロシャツを着ていた。」
「どんどん先へ行く二人を憧れの目で見ていた。」などと会場の笑いを誘った。
最後にシーラカンスK&Hスタッフ全員と、堀場弘さん、工藤和美さんの挨拶。
「我々の作るものは全部違う。どこに行こうとしているか分からない、という言葉を頂きますがそれは本当に褒め言葉で、どの建築も全て条件が違うわけですから、いつも違うものが生まれます。これからも全て初めてのことと捉え取り組んでいきます。」
「お花をいただけるのと、会の参加者へのお土産があるとの事だったのですが、二つわがままを言わせて頂きました。一つはこの会の会費にもし余剰があるようでしたら、参加者のお土産の代わりに、今手掛けている(東日本大震災の被災地)東松島市野蒜小学校の家具制作に充てて頂きたい。もう一つは、今回の山鹿小学校の子どもたちの歌声を聞いて、それをお土産にしていただきたい。」
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