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29 9月, 2010

田中洋一建築設計事務所の「Bellows」

田中洋一さんが手掛けたオフィス+賃貸住宅「Bellows」の内覧会に行ってきました。場所は目黒線洗足駅から5分ほどの近隣商業地で西側はバスも通る道路と、反対の東側にも路地がある通りに挟まれた敷地。

168m2の敷地にRC造3階建て。RC造ですが外壁と屋根をガルバリウムで仕上げ耐候性の高い建物に。手前西側がオフィススペース、奥の東側が賃貸住宅。

東側。賃貸住宅の出入りはこちらから。1階は車庫兼倉庫。

西側に戻って1階オフィス。

外の階段で2階へ。

2階オフィス。4本の柱の裏が階段ホール。この建物は今後、2階から3階への階段を後付できるようにしたり、東西のスペースを結合できるなど将来ニーズの変化によって縦方向・横方向にフレキシブルに拡張できる構造になっています。

現在は2階から3階へはセンターにある階段を利用します。左が賃貸で2階に2室、3階に1室。

2階賃貸住宅。


バスルームから対角に視界が抜けているためゆったりと入浴が可能。

3階から見下ろす。

3階賃貸住宅。2階より広い部屋になっています。

天井は少し傾斜しています。

ガラスタイルで仕上げられたバスルーム。


3階オフィス。 左奥は建物のオーナーの部屋。手前がミーティングスペース。右には田中さんのオフィスが入るそうです。(9月25日移転)

「各階内壁の仕上げに使われている木毛セメント板は防音、断熱、吸湿効果があると同時に、打放しでは冷淡になってしまう壁面に温もりや変化を与えてくれます」と田中さん。

田中洋一建築設計事務所が入る予定のスペース。今後も洗足の地域に根ざした新しいアイディアが発信されそうな予感。

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【New Engineer Designer】Structured Environment

構造家のアラン・バーデンさんの事務所のプロフィールをご紹介いたします。


http://japan-architects.com/structured-environment/

数々の建築家とのコラボーレーションを含め、家具、橋梁、はたまた家電まで幅広く構造設計を行っているアラン・バーデンさん率いるストラクチャード・エンヴァイロメント。

「安全で、経済的に、能率よく、そして美しい構造設計を行っています。一たす一が二を超えるような洗練された設計を目指しています。(ジャパンアーキテクツより)」


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26 9月, 2010

【New Profile】Field Four Desgin Office

ジャパンアーキテクツ内、インテリアデザイナー部門、及びランドスケープアーキテクト部門にてフィールドフォー・デザインオフィス(小林芳樹さん)のプロフィールを新たに紹介させていただいております。



http://japan-architects.com/field4

「インテリアおよびエクステリアのあらゆる“モノ”にデザインの価値をみいだし、その“モノ”に対する考え方やコンセプトワークを第一義ととらえ、豊かな環境空間を創出いたします(HPより)」

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21 9月, 2010

H2Oデザインアソシエイツの「FROM 1st オフィスリノベーション」

南青山界隈を代表する建築のひとつ「FROM 1st 」、その1室が、H2Oデザインアソシエイツによってリノベーションされたので内覧会に行ってきました。表参道の交差点から根津美術館へ続くみゆき通り沿い。

山下和正氏設計で1975年に竣工したFROM 1st。

建物内部。

エントランスから室内を見る。クライアントは画像の処理や加工をする会社です。

吹き抜けの天井まであるポリカーボネートの間仕切り。上部はセットバックさせることで圧迫感を軽減。間仕切りの奥はマネージャールームです。

1面は全て収納。

エントランス方向を見る。2階は社長室。

マネージャールーム。この日は貴重な1975年当時のFROM 1stビルのパンフレット等が展示されていて、ちょっとした資料館のようになっていました。

パンフレット。

(※クリックで拡大します)

70年代テイストたっぷりです。当時この部屋157m2の賃料は64万円、敷金が何と2,700万円とのこと。

プレゼンテーションルーム。照明は後ほど設置されます。

スタッフルーム。レタッチを行うスペースなので、照明には様々なリクエストがあったそうです。
バスルームはサーバールームに。

2階へ。

社長室。左の壁は作品確認用のスチールパネルで、紙の白い色が分かるように微妙なグレーに塗装され、こちらも特別な照明が設置されています。

畑中弘さんと桂野谷寿子さん。「元々変化に富んだ施設なので、その特徴を損なわないように、また周囲の青山の風景を積極的に楽しめるようにデザインしました」

内覧会のあとは近くにあるH2Oさんのオフィスで開催された「バーH2O」へ。さすがのおもてなしセンスでした。

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19 9月, 2010

【New Designer】ケース・リアル

インテリアデザイナー部門ケース・リアルさんのプロフィールが新しく加わりました。



http://japan-architects.com/casereal

サイトがリニューアルされて、事務所の場所がグーグルマップで表示される機能が追加されました。

建築家やデザイナーのプロフィール内プロジェクトのタブに掲載されている作品で、公開されている物件は徐々にマップで検索できるようにして参ります。


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17 9月, 2010

山口誠さん会場デザインの「TOKYO PHOTO 2010」

今年2回目となる「TOKYO PHOTO 2010」。昨年に引き続き山口誠さんが会場デザインを手掛けました。9月17日からの開催に先駆け行われた内覧会に出席しました。

会場は六本木ヒルズ森タワー40階の「アカデミーヒルズ40」、広さは1900m2。

国内外40のギャラリーが出展。テーマカラーは白と黒。写真の光と影。

ブースごとに囲うのはではなく、パーティションで挟まれた30近い空間は、40階という素晴らしい眺望に向かって抜けるように配されています。また、パーティションの上部には蛍光灯が仕込まれ間接照明になっています。

パーティションを抜ける度に40階からの景色が見えるので、作品ばかりを見る単調さに一息入れることが出来ます。(夜景もいいですがご覧のように反射しますので昼間がお勧めです)


白いパーティションでは販売している作品。黒いパーティションでは展示のみの作品。



TOKYOの夜景に映るTOKYO PHOTO。「出展者、写真家、来場者皆にとって気持ち良い空間、なおかつ高級感を損なわずに作品の邪魔もしない、そういった着地点を見付ける必要がありました。」と山口さん。

■TOKYO PHOTO 2010
■会期:2010年9月17日(金) - 20(月)

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