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14 6月, 2010

廣部剛司による住宅「Tre volte トレ・ヴォルテ」

廣部剛司建築研究所の「Tre volte トレ・ヴォルテ」オープンハウスに行って来ました。


RC造、地上2階、建坪は41坪、3連のヴォールト屋根が特徴的。この住宅を設計するにあたって設定されたテーマは「樹木をできるだけ切らない、4台のクルマを納める、そして親世帯へのアプローチを確保する」ということ。

南側から見る。奥の玄関側のビルトインガレージにはアウディ。中央にはこの家の主役になるディーノ。手前2台分のスペースに普段使いの車が納まる。


玄関を入るとこの光景。愛車ディーノが木立の下に佇む姿をイメージしたということで、丁度既存の庭の緑と中庭のアオダモに挟まれるような位置にある。

レストアに出されていたディーノは、このオープンハウスに間に合うようにと納車された。

中庭を回り込みながら左奥の「クルマリビング」へ。

「クルマリビング」。正面はAVラック。

書斎兼バーカウンターより。上に見える照明は廣部さんのオリジナルデザインでワイングラスのラックにもなる。

床レベルを下げ、アイレベルに車が納まるようにした。ガレージ内でエンジンがかけられるように排気装置も。

もうひとつのビルトインガレージにはアウディが納まる。ガラス越しに見えるLED照明の棚には施主のコレクションが並ぶ予定。

玄関右手にある階段を上がって2階へ。

2階。中庭を取り囲むように、和室、キッチン、リビングダイニング、バルコニーが配されている。

和室。

モダンにデザインされた床の間の花器の台。天板にはLED照明が仕込まれていた。

キッチン。

キッチンの裏側は水回り。奥がバスルームでさらに奥に坪庭がある。

坪庭の頭上に開けられたオーバル形の穴から光が差し込む。



LDK。

強力な方向性を持ったヴォールト天井に合わせて配置された廣部さんデザインのテーブルとライト。

外付けのサッシュ。

テラスより。

愛犬用のケージ。

子供室。

主寝室。

主寝室の窓から。

廣部剛司さん。「ヴォールト屋根がすでにそこにあって、それを家具で必要な機能を満たしていくように空間をつくっていきました。」「のんびりとした時間が流れていくような家になっていたら嬉しいです」


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