敷地面積199m2、延床面積105m2。木造2階建て。一見平屋かと思いますが中央に少し見える白いのが2階部分。
外構・外庭がまだ未完でした。大谷石のアプローチ周囲には芝生が敷かれるそうです。
ファサードは杉材。縦格子の引き戸を開け中へ入ると一面デッキが張られた中庭。
1階も2階も低く抑えられており、80%くらいに縮小されたかのような不思議な感覚。
玄関は実はこちら。
入って右側 (手前) はリビング。 床はウォールナット、デッキはレッドシダー。
岸本さんオリジナルのテーブルが置かれたダイニングはサンルームのように庭にせり出し日当りが良い。夏の暑さ対策として、写真では分かりにくいですが窓際の床にスリットがあり、床下の冷気を室内に導けるようになっています。
できるだけ水平に構成された各部。不思議な位置にある階段からは2階へ
天井高は2.1m。ひとが立つと低めなのが分かります。
キッチンの先を左に折れると子供の勉強スペース。
庭から通りまで一望できる特等席。庭に面した各部屋はそれぞれの部屋とは正対しないよう角度がつけられ、変形の6角形になっています。
コウヤマキ (高野槙) の浴槽、ヒノキ (桧) のスノコ、ヒバ (檜葉) の建具。コウヤマキの浴槽はヒノキより長持ちするそうです。
水回りを抜けると縁側と和室。
縁側なので「外」ということになり、物干もここで行います。天井のくぼみに物干し竿を掛ける金具が見えます。手前に閉まるのは網戸。
縁側=外を通って、離れともいえる主寝室へ。
キッチンに戻り2階へ。床からは踏み台で上がることになります。
当初計画にはなかった2階。天井高は1.6m。なので収納...ですが子供にはここで寝てもらいましょうか。
屋上へ。
岸本和彦さんとスタッフ。「建物を低く抑え包み込むように空を切り取ることができます。屋内と中庭をデッキで同じレベルにし、それらが繋がるように仕切りはできるだけガラスに、そうすることで水平方向を強調され広がりが感じられます。それぞれが正対しない空間であるため開放的でありながら独立した多くの居場所が生まれます。」
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