黒崎敏さん (Satoshi Kurosaki/APOLLO一級建築士事務所) による東京板橋区の住宅「VISTA」を見学してきました。
敷地面積85m2、建築面積55m2、延床面積118m2。木造3階建て。高台に立地し、北西を向いて展望できる住宅です。
南東側。乗用車のガレージと、シャッターのあるガレージにはハーレーが納まり、ご主人がバイクいじりができるように。
玄関を上がると右に寝室、中央に水回り、そして階段。階段下は洗濯機置き場。
寝室は小さめの和室。壁の向こうはウォークインクローゼット。
寝室と浴室からはデッキ越しに高台からの風景が望めます。
デッキ側から浴室を見る。
2階へ。
2階LDK。二面を大開口にし、ここにもデッキを設けてあります。 水平方向への視線を遮らないよう、壁ではなくブレース構造に。
DKからリビングへ一段下がることによって、ゾーニングはもちろん高台の突端へせり出すイメージを強調。
立地的に強風に対する配慮も必要です。またデッキは下からの視線を遮るための配慮でもあります。
水平だけでなく垂直方向にも住む人の意識が向き、光や空気も抜けるように螺旋階段と、すのこを利用。
ダイニングの壁面は読書好きな奥さまの希望で象徴的な書棚を設置。窓際の作り付けテーブルで読書やパソコンをしたり。
3階へは半螺旋階段で。
3階はかなり開放的でここにもデッキが。1階から3階まで全てにデッキがあることになります。この部屋は将来の子供室になる予定。
すのこはデッキに使っているレッドシダーを加工し流用。
3階はペントハウスと呼んでもいい作りになっていました。
「ご主人と奥さまの趣味の要望を取り入れながら、立地を活かすオープンなデッキを盛り込むことで、家族が共存できるようデザインしました。」と黒崎敏さん。
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