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31 8月, 2012

「エマニュエル・ムホー展 色切/shikiri」レポート

8月30日より南青山のプリズミックギャラリーで始まった「エマニュエル・ムホー展 色切/shikiri」に行ってきました。(emmanuelle moureaux architecture + design)

 タイトルの "色切/shikiri" とは。エマニュエルさんが創作のコンセプトにしている造語で、「色で空間を仕切り、色で空間をつくる」こと。

 展覧会というよりカラフルなショーウィンドウのようにも見える。

 エントランスを入ると繊細な "eda" を使ったトンネルが出迎える。



 "shibafu table" と "stick chair"。プロダクト作品も並ぶが、これらは建築的な視点によりデザインされており将来建築物にするのが目標だそうだ。

 今回の展覧会向けに作られた "巣鴨信用金庫" のスケルトンモデル。色や空間の重なりが見て取れる。
初公開の "blooming house" のコンセプトモデルは色切/shikiriを一番表している作品だ。

 "toge"。 昨年デザインタイドで発表したものを今回は建築的な形態に自立させた。ひとつひとつでは硬く鋭いが、集まると柔らかく見える不思議な作品。

 "sticks"。カラフルなスティックを空中に放り、その瞬間を捉えたかのような作品。

エマニュエル・ムホーさん。「 建築、オブジェ、プロダクトの作品たちに境界線はなく、全て色切のコンセプトを軸に建築的な視点で創作されています。ただそれぞれのスケールが違うだけです。私自身これらが一つの空間に並ぶのは初めて見るのでとても感激しています。」

【エマニュエル・ムホー展 色切/shikiri】
日時:2012年8月30日〜9月28日
場所:プリズミックギャラリー

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