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01 5月, 2014

藤原徹平による店舗兼集合住宅「表参道の立体居」

藤原徹平/フジワラテッペイアーキテクツラボ (Teppei Fujiwara) が手掛けた店舗兼集合住宅「表参道の立体居」の内覧会に行ってきました。場所は表参道ヒルズ裏の落ち着いたエリア。

 地下1階地上3階、RC造、延べ床面積279m2。


地下1階と1階がテナント、2階と3階が賃貸住戸という構成。住まいと商いが上手く混在し、外観からはぱっと見分からない建物、そして長い年月価値を維持できるスタイルと地震に強い構造が求められた。

 地下1階。ギャラリーとして使用されるスペース。
内覧会当日、1日だけフジワラボの建築展が同時開催された。各フロアに1つずつ進行中や近作の紹介がされている。

 “表参道の立体居” の模型。北側・道路斜線に沿ってフロアがセットバックしている様子が分かる。


 1階へ。


 何やら張り紙が。


フジワラボの理念が各フロアに貼ってある。

 1階。ネイルサロンが入居予定。


東側の開口から柔らかい光が差し込む。

 各階に異なる外部空間が設けられており、1階では砕石が敷き詰められている。


 2階賃貸住戸。外断熱を採用しており暮らす側への優しさを配慮した。


 こちらで展示されていたのは築44年の代々木の住宅リノベーションプロジェクトの模型で、今夏に完成する予定。


 3階賃貸住戸。入って手前にDK。


 奥はリビング兼寝室スペース。 大きめの手摺りは構造的にも機能している。


 さらに上へ。

ルーフテラスからは表参道の建築群を望むことが出来る。

藤原徹平さん。「アノニマスで雰囲気の良い、30年、40年経っても古びないビルとして、骨格がしっかりした、伸び代のある環境そのものを提案しました。1日限りの展示については、貸すこと、住むこと、滞在することという各階で起きている重なり方に興味があるので、先ずは自分達で実験的に開催してみました。」

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